継母の連れ子が元カノだった

【最終回】伊理戸家の田舎で、夏祭りに行くことになった水斗と結女たち。浴衣を着た水斗の姿に、結女のテンションは爆上がり。円香と竹真のやりとりを見て「きょうだいなら普通」だと、水斗の手を取って歩き出す結女。そして結女は水斗にとって自分がどんな存在であったのかを気づく。

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田舎に帰省した伊理戸一家。結女はそこで、水斗のひいおじいさんが書いたという自費出版の小説を読ませてもらう。結女は、水斗に初恋の人を尋ねる。水斗から「よく笑う人だった」と聞いた結女は、その相手がはとこにあたる円香だと確信する。

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義理のきょうだいになって、初めての夏。台風がやってきて両親が帰れない日に限って、結女の部屋に恐ろしい「G」が現れ、虫が苦手な二人は大騒ぎ。別の日には、伊理戸家の田舎への帰省に備え、水斗と結女が一緒に水着を買いに行くことに。

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水斗と結女がまだ付き合っていた頃のこと。初めて付き合う相手に対し、緊張を隠しきれない二人。少しずつ関係を深めていったが、それ以上の関係になれず、お互いにやきもきしていた。そんな中、3年生になってクラスが別れてしまった二人は一緒に過ごせる時間が減り、気持ちがすれ違う。

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水斗の部屋にいさなが行くことになり私服がダサい彼女のため、結女と暁月はいさなと一緒に可愛い洋服を探しに行くが、いさなのGカップがすべての洋服をエロく見せる。結女が着るようなゆるふわ系がいいと考えた暁月は、被らないようにと結女に新しい服を着せようとする。

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ライトノベル好きという共通点から、水斗のことを大切な友達だと思っていたいさなだが、結女と暁月から指摘されて、ついに水斗への恋心に気付く。水斗と友達ではできないことをしたいと言ういさなに、結女と暁月は水斗が彼女を意識するようにアドバイスをしていく。

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高校に入って初めての中間テスト。入試トップ、学年主席の才媛の座を守ろうと必死の結女は、あまり勉強をしていない様子の水斗に突っかかる。さらに、テスト本番にとある行動を取った水斗につかみかかる結女。しかし、水斗も一方的な結女に黙っていられず、思わず食ってかかる。

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母の日のプレゼントを、由仁に渡した水斗と結女。泣いて喜ぶ由仁に少し驚く二人だが、その姿を見てか、水斗は結女に一つの提案をする。それは、両親に二人の時間を作ってあげるということだった。しかし、旅行券など贈るのは高校生には無理だから、水斗は自分たちが外泊すればいいと言い出す。

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下着事件のペナルティを水斗が使い、結女は水斗とデートすることに。結女は突然の出来事に動揺するが、その裏で川波が策を練っていた。結女と家族になるため水斗と結婚すると言い出す暁月に、結女の興味が水斗にしか向いていないと分からせようとする。

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夜の伊理戸家。結女の手には、なぜか水斗のトランクスが握られている。このことを水斗に知られるとペナルティで「妹」にならざるを得なくなる。それだけは避けたい結女は、証拠を隠滅しようと、水斗が寝静まるのを待って脱衣所へ向かうが、そこに水斗が現れる。その手には、結女のブラジャーがあった。

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高校入学を機に性格も見た目も変え、優等生のイメージを確立した結女だが、どうしても運動神経は変えられない。学校の身体測定・体力測定の日、憂うつな気持ちになる結女に、同じクラスの南暁月が声をかけてくる。

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元恋人同士ながら、義理の“きょうだい”になってしまった水斗と結女。二人にとって大切なのは再婚した両親に気を遣わせないことと、どちらが「兄」もしくは「姉」になるかということだった。相手の「下」になりたくない二人は、「義理のきょうだいらしからぬ言動をしたほうが弟妹」というルールを決め、お互いに策を練る。

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