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2023年4月3日スタート 毎週月曜〜土曜朝8:00-8:15ほか/NHK総合ほか
万太郎(神木隆之介)は、博物館でもらった紹介状を手に、ついに東京大学植物学教室の門を叩く。青長屋とよばれる校舎に足を踏み入れた万太郎は、植物研究の最前線を目の当たりにして大興奮。しかし、助教授の徳永(田中哲司)たちにあまり相手にしてもらえない。するとそこに、植物学教室の初代教授の田邊(要潤)が現れる。
寿恵子(浜辺美波)は叔母のみえ(宮澤エマ)から、鹿鳴館の開館に向けてダンスを習わないかと誘われる。反対する母・まつ(牧瀬里穂)をよそに、寿恵子はまだ見ぬ世界に憧れを抱く。一方、万太郎(神木隆之介)は、憧れの東京大学植物学教室に行く準備を進める。
万太郎(神木隆之介)は、東京での生活が落ち着いたことをタキ(松坂慶子)と綾(佐久間由衣)に手紙で報告する。そして、寿恵子(浜辺美波)が働く店かもしれないと、わずかな希望を抱きながら、竹雄(志尊淳)と共に近所の和菓子店・白梅堂を訪ねるが、そこにいたのは職人の文太(池内万作)だった。店先でがっかりしていると、目の前に寿恵子が現れる。一方、まつ(牧瀬里穂)の元には、妹のみえ(宮澤エマ)が訪れる。
十徳長屋に住むことを決めた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は、差配人のりん(安藤玉恵)や住人・福治(池田鉄洋)たちの手を借りながら、部屋に荷物を運び入れる。取られた植物標本が手元に戻った万太郎は、改めて倉木夫婦を訪ねる。そして、万太郎の東京での新生活がいよいよスタートする。
たどり着いた長屋の軒先で、倉木(大東駿介)が植物標本を燃やそうとしていたところを、ギリギリで止めた万太郎(神木隆之介)。金を払うから標本を返してほしいと交渉しているところに、倉木の妻・えい(成海璃子)がやって来て、倉木をとがめる。その後、福治(池田鉄洋)ら長屋の住人たちの誘いで夕食をごちそうになった万太郎と竹雄(志尊淳)は、長屋に空き部屋があると聞く。
万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は、なかなか下宿先が見つからず途方に暮れる。さらには、神社でお参りをしている隙に、標本が入ったトランクを盗まれてしまう。質屋へ行くと万太郎のトランクを持った女(成海璃子)が現れ、トランクだけは取り戻せたものの、肝心の標本がなくなっていた。探し歩いた二人がたどり着いたのは、ドクダミだらけの長屋とトランクを盗んだ男(大東駿介)だった。
東京に着いた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は、野田基善(田辺誠一)らがいる博物館へと足を運ぶ。野田から東京大学への紹介状をもらった万太郎は、名教館時代の学友・広瀬佑一郎(中村蒼)の元へ。佑一郎に下宿先を紹介してもらっていたが、植物標本などの荷物が多すぎるから捨ててほしいと言われてしまう。
万太郎(神木隆之介)に「東京にはついてこなくて良い」と言われた竹雄(志尊淳)。戸惑う竹雄は、タキ(松坂慶子)に相談するも、「自分で決めたら良い」と言われさらに悩む。自分の気持ちを見つめ直し竹雄は、綾(佐久間由衣)のもとへ向かい、今まで秘めてきた思いを告げる。そしていよいよ万太郎が東京へ旅立つ日が訪れ、竹雄は決断を下す。
秋になり、今年も酒造りの季節がやって来た。万太郎(神木隆之介)は峰屋の面々に、春になったら東京へ行き植物学の道へ進むこと、峰屋は綾(佐久間由衣)に任せることを伝える。分家に野次を飛ばされるも、綾は酒造りへの思いを懸命に語る。それから半年。万太郎と竹雄(志尊淳)は「土佐植物目録」を作るため、植物採集に明け暮れていた。
佐川に帰る道すがら、万太郎(神木隆之介)は燃えるように鮮やかな花・キツネノカミソリを見つける。無事に峰屋に到着した万太郎と綾(佐久間由衣)は、改めてタキ(松坂慶子)と話し、綾は自ら新しい酒を造って峰屋をもっと大きくしたい、そして万太郎は植物学の道に進むため東京に行かせてほしいと、自分たちが進みたい道について伝える。
演説会に参加し、収監されてしまった万太郎(神木隆之介)。厳しい取り調べを受けている逸馬(宮野真守)のもとに連れていかれ、仲間だと認めろと追い詰められる。一方、竹雄(志尊淳)から話を聞いたタキ(松坂慶子)らは、万太郎を助けるべく高知の警察署へと向かう。
植物学の道に進むと決めた万太郎(神木隆之介)は、綾(佐久間由衣)にも「自由に生きてほしい」と伝え、綾は峰屋のために生きると宣言。竹雄(志尊淳)もそれを見守る。3人は佐川に帰る前に、早川逸馬(宮野真守)の演説会に参加。思いがけず登壇することになった万太郎だが、突如乱入してきた警官隊に捕らえられてしまう。
逸馬(宮野真守)と共に、ジョン万次郎(宇崎竜童)の元を訪れた万太郎(神木隆之介)。彼の「人の一生は短い。後悔はせんように」という言葉が、胸に深く刺さる。決意を新たにし、心を奮い立たせる万太郎に、万次郎はある物を贈る。一方の綾(佐久間由衣)は大きな決断を下し、竹雄(志尊淳)はそんな綾と万太郎を一生支えると誓う。
「自由」とは何かを知りたい万太郎(神木隆之介)は、綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)を残し、早川逸馬(宮野真守)が率いる「声明社」へと向かう。互いに語り合う中で、万太郎のことをますます気に入った逸馬は、ジョン万次郎(宇崎竜童)の元へ万太郎を連れていく。一方、綾と竹雄は高知で夜祭に参加し、そこで綾は竹雄に心の内を明かす。
万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は、綾(佐久間由衣)を探しに高知へと向かう。綾がいたのは、自由民権運動の結社「声明社」の集会場。集会では、リーダーの早川逸馬(宮野真守)が観衆の楠野喜江(島崎和歌子)たちに、国民の自由と権利について訴えていた。ひょんなことから演台に上げられた万太郎は、草花の力強さについて話し始める。
竹雄(志尊淳)は東京滞在中に、万太郎(神木隆之介)を追い詰めてしまったことを悔いていた。竹雄から話を聞いたタキ(松坂慶子)は、万太郎の植物への情熱を改めて思い知り、万太郎と綾(佐久間由衣)を夫婦にする決心を固める。タキから話を聞いた二人は、受け入れられるはずもなく、綾は家を飛び出してしまう。
東京から高知に帰ってきた万太郎(神木隆之介)は、道すがら自由について演説をする男(宮野真守)を見かける。帰宅した万太郎は峰屋の面々に博覧会の様子を報告。当主らしく立派になった姿に、綾(佐久間由衣)、市蔵(小松利昌)たちはほっとする。さらに万太郎はタキ(松坂慶子)に植物の研究はやめると告げるが、竹雄(志尊淳)は万太郎の本心に気付く。
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2025年12月14日21:00
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