お兄ちゃんはおしまい!のあらすじ一覧
まひろは、突如始まった女の子の生活に戸惑いながら、少しずつ楽しさも分かり始めてきた。ある日、家の風呂が壊れてしまい、みはりと一緒に近所の銭湯へ行くことになった。男湯か女湯どちらに入るべきか悩んでいると、今は女の子なんだからと、みはりに女湯へと連れていかれ、初めての世界に緊張する。別の日、男らしさを取り戻そうと意気込むまひろは、筋トレを始めるがまったく体が持ち上がらず、腹痛を起こす。そのままみるみる体調が悪くなるまひろを見て、みはりはある事に気付く。それは、まひろが女の子になってから1カ月経過したことに関係があるようだった。
2年も外に出ないで、いかがわしいゲーム三昧の“引きこもりでダメニート男”な緒山まひろ。昼時に目を覚ますと、どうも体の様子がおかしい。不思議がりつつ布団から起き上がりタブレットを手に取ると、そこには見ず知らずの“かわいい女の子”が画面に映っていた。自身の姿に混乱するまひろの元に、飛び級で大学に入学した天才科学者である妹・緒山みはりが現れ、「飲み物に薬を盛った」と告げる。みはりによる“女の子になる薬”の経過観察として、突如始まった女の子の生活。トイレや入浴など分からないことばかりだ。