惑星のさみだれのあらすじ一覧
アニマとアニムスは遠い未来からやって来た超能力者であった。幼い頃、宇宙シャトル事故で、ただ二人生き残った兄妹は、ある秘密を持っていた。そこから地球を破壊する魔法使いと指輪の騎士団との戦いが始まった。そして時は経ち、アニマは幼い夕日とさみだれと出会う。
夕日とさみだれが不在の獣の騎士団の前に、マイマクテリオンが現れる。圧倒的なマイマクテリオンの力の前に、なす術もなくやられてしまう獣の騎士団。マイマクテリオンは10日後に再び現れる事を宣言し、去っていった。 獣の騎士たちはそれぞれの思いで戦いに備える。
太朗を失った獣の騎士団は悲しみに暮れるが、花子は涙を流せずにいた。そんな花子の前に太朗の姿を模した「マイマクテリオン」が現れる。花子は動揺するが、太朗との過去を思い出し、目の前の偽物の笑顔と本物の笑顔の違いに冷静さを取り戻す。そして泥人形「ボエドロミオン」に、太朗の弔い合戦を挑んでいく。
ごく普通の大学生だった雨宮夕日は、ある日、言葉を話すトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される。拒否する間もなく獣の騎士団の一員となった夕日は、指輪の力で超能力・掌握領域が与えられるが、すぐに敵に襲われてしまう。絶体絶命の夕日を救ったのは隣に住む少女・さみだれだった。救世主の降臨と思いきや、実はさみだれは地球征服を企む魔王。そのでたらめな強さと魔王的魅力に惹かれた夕日は彼女に忠誠を誓い、彼女が望む別の思惑に加担する事になる。
獣の騎士団は三日月の提案で海に合宿に行く。海を楽しむ一同の前に現れる泥人形。 殲滅しに向かおうとする獣の騎士だが、アニムスが現れ、夕日とさみだれは仲間たちから分断される。 最大の攻撃力を持つさみだれを欠いたまま泥人形と戦う獣の騎士団。 そして、夕日とさみだれは、アニムスと対峙する。
獣の騎士団の生存者10名はアニマの元に集った。騎士団をまとめようとする南雲は元刑事で、ある事から警察を辞職している。 風巻は夢の世界で度々アニムスと会話をした。 アニムスは風巻を仲間に引き入れようとするが、風巻はそれを拒否しアニムスと対峙する。そこに意外な人物が現れる。
「東雲半月の技を、雨宮夕日に渡す」という半月の願いのおかげで、夕日は半月の技を使えるようになった。それを聞いた三日月は夕日に決闘を申し込む。 獣の騎士団には、新たに黒猫の騎士・風巻豹とクー、鶏の騎士・星川昴とリー、亀の騎士・月代雪待とロン、ネズミの騎士・日下部太朗とランス、カマキリの騎士・宙野花子とキル、フクロウの騎士・茜太陽とロキが加わった。 そして、悪の魔法使いアニムスが登場する。
半月の死に折り合いがつかない夕日たちの前に現れる獣の騎士たち。 カラスの騎士・東雲三日月とムー、馬の騎士・南雲宗一朗とダンス、ヘビの騎士・白道八宵とシア。 騎士たちをまとめて、泥人形に立ち向かう南雲。しかし戦闘狂の三日月は、味方であるはずの南雲に勝負を挑む。 一方、夕日は目の前で半月が死んだショックで戦えなくなっていた。