永久少年 Eternal Boysのあらすじ一覧
「“仲間”、それはワシが欲しくてしょうがないもんじゃった」転校ばかりの幼少時代を送っていたニコライ朝倉は、クラスに居場所を見つけられず漬物石のような心地だった。ホストにスカウトされたニコライは若き日の柿崎と出会い、仲間と共にありのままの自分でいることの喜びを知る。時を経て永久少年となったニコライは何を思うのか。
幼い今川剛は、祖母と共に見た歌手のライブでエンターテインメントの世界に魅了された。シチューのCMをきっかけに一世を風靡(ふうび)するも、成長するにつれ仕事は激減。ミュージカルや演歌歌手にもチャレンジするが気が付けば37歳になっていた。そんな折、次世代アイドルオーディションの広告を見つける。
アイドルの祭典「メンズアイドルフェス」に出演することになった永久少年。浮き立つメンバーをよそにGentlemenが出演すると聞いた石田は準備に余念がない。フェス当日、スタッフに間違えられながらもステージに立った永久少年だったが、パフォーマンス中に舞台袖に立つ爽田を見つけた石田が、驚きのあまりマイクを落としてしまう。
ついにCDデビューを果たした永久少年。しかし、チャートの結果はランク外。CDの売り上げ向上のため、柿崎の提案でメンバーの個性を活かした動画配信を行うことにする。 過去の経験を活かした動画配信は徐々に再生数を伸ばしていく。一方、今川のだらけた私生活に、相部屋である石田の我慢が限界を迎えてしまう。
MVの再生10万回突破を記念して永久少年初のリリースイベント開催が決定した。初めてのパフォーマンスに沸き立つメンバーだったが、ショッピングモールでのイベントは惨敗。 落ち込むメンバーに真田がリベンジの場として提案したのはスーパーでのミニライブ。しかし、ミニライブの開催と引き換えにセールの手伝いに駆り出されることになる。
柿崎誠という男が永久少年になるまでの物語。22年前、新宿歌舞伎町の裏路地で拾われた柿崎少年は、龍崎ノアとしてNo.1ホストの道を歩んできた。充実した日々を送っていた柿崎だったが、心の支えであった母の死をきっかけに心に隙間が生まれていた。ある日、柿崎は満プロの社長・福子から提案を受ける。