不滅のあなたへ Season2のあらすじ一覧
戦いの火ぶたは切られた。レンリルには決して入らせまいと、フシは強化した能力でノッカーを撃退。状況は優勢に思えたが、敵は見えない場所から凶悪な一手を仕掛けていた。戦いが長引くにつれ、フシの身体に限界が迫る。その傍らで、いつかの少女が目を覚ました。
メサールが王女アルメから手に入れたのは、王都レンリルの地下水路の地図。広大な水の道は、ノッカーの侵入経路になりうる。地下に鉄板を張り巡らし、地上の家々を作り替え、防壁を築く。昼夜問わず働くフシの身体には、徐々に疲労がたまっていく。さらに、“賢者”の正体がベネット教に封印されたはずの悪魔・フシであることが、市民に露見してしまう。
王都レンリルを守るには、すべての民の信頼を勝ち取る必要がある。市民兵に接触し、交流を深めるハイロ。ハイロはフシに、ベネット教の手で“悪魔つきの子”として育てられた過去を語る。一方、メサールは城に出入りし、王女アルメにゲームを持ちかける。新たな仲間たちの協力を得たフシは、素性を隠した“賢者”として着実に街を作り替えていく。
船での修行を終えたフシは、王都レンリルに降り立つ。ノッカーは、この平和で美しい都市を襲うと予告した。フシは半年後に向けて、気を引き締める。そんな中、ウラリス王国ではレンリルへの出兵準備が整おうとしていた。ついにフシのもとに新たな仲間が集う。カイ、ハイロ、メサール。三人に課せられた役割を知り、フシは思い悩む。
ベネット教の総本山はノッカーの猛攻撃を受け、市民を逃がすために奮闘するフシ。しかし戦闘は苛烈を極め、一度に多くの器を奪われてしまう。守れなかった人々の墓標を前に、フシは己の無力さを痛感する。ノッカーから皆を守るためには、もっと強くならなければならない。さらなる成長を望むフシに、観察者が道を指し示す。