英雄教室のあらすじ一覧
試練場へのVRバトル空間の導入により、更に真剣勝負に近い特訓が可能となったローズウッド学園。上級クラスに所属するクレイとカシムは、女性ペアであるクレアとイェシカとバトルを行うものの、まさかの敗北を喫してしまう。クレイはイェシカを、カシムはクレアに思いを寄せていたため、その精神的ショックはすさまじく、その後の“混浴”という一大イベントにもテンションは上がらず。やがて奮起した二人は、かっこいいところを見せるべくブレイドの猛特訓の下、クレアとイェシカにリベンジを誓う。
休日に街へと繰り出したブレイドは、上半身が女性、下半身が馬であるセントール族のディオーネと出会う。彼女は勇者時代のブレイドの“お供”であり、旧知の間柄だった。ディオーネは学園にある荷物を運搬してきたのだが、その荷物というのが、伝説の怪鳥シームルグの卵であることが発覚。国王が貴重なシームルグのふ化を確実なものとするために彼らの巣から卵を奪取したという。そしてブレイドたちは、国王より実践的訓練と称して、興奮するシームルグの追撃をかわしながら卵をふ化させる作戦を言い渡される。
クーVS学園生徒100名の戦いは、戦前の予想以上の好勝負となる。単純な力ではドラゴンであるクーが圧倒的に有利だったが、アーネストたちは知恵と数で勝負し、わずかな隙をきっかけに形勢が逆転する。そんな中、バトルが終わった後に生徒たちのエースであるアーネストに大きな異変が起こる。魔剣アスモデウスの力を使った影響から食欲が止まらなくなってしまったアーネストに、これはまずいとブレイドたちは“アーネストダイエット作戦”を実行する。
ブレイドが入学したローズウッド学園の上級クラスに、一際異彩を放つ女生徒・ソフィがいた。武器を主体とする生徒が多い中、彼女が得意とするのは素手での格闘。しかも、普段は自発的に行動しないため、クラスでも“浮いた”存在であった。ブレイドがソフィの素性を探ると、人工的に生み出された勇者であることが発覚。元勇者として人工勇者を見過ごせないブレイドは、ソフィに“普通”の学生生活を体感させようと、青春ど真ん中のイベント“デート”にチャレンジする。