魔入りました!入間くん 第3シリーズのあらすじ一覧
【最終回】入間に特訓をつけた謝礼に、サリバンはバチコを屋敷に招待した。そこでバチコはサリバンから、「入間が人間である」という事実を知らされる。後日、入間はかねての約束通りクララとアスモデウス邸に遊びに行く。入間は、自分が人間であることを二人に黙ったままでいいのかと悩んでいた。アリスの母、アスモデウス・アムリリスに助言をもらい、入間は二人へある言葉を伝える。
収穫祭が終了したその夜、とある居酒屋でバビルス教師陣の打ち上げが行われていた。普段は絶対に飲み会に参加しないカルエゴも、バラムに捕まり強制参加させられてしまう。いつものように調子に乗ってはしゃぐロビンや、カルエゴの新人時代のエピソードなどで盛り上がる一同。ロビンが知ることになる、バビルス教師の心構えとは何か。そして収穫祭の最終日、ジャングルを逃げるオチョのその後が明らかになる。
レジェンドリーフが天空でさく裂し、辺りに花びらが舞う。祝福ムードの中、行われる表彰式。好成績を残した者、やむなくリタイアした者。果たしてアブノーマルクラスの生徒たちの目標である、位階(ランク)昇級はかなうのか。そして師匠たちも、弟子と数日ぶりの再会を果たす。
まもなく収穫祭が終了する。“始まりのタネ”と“終わりの鉢”を入手した入間たち。しかし肝心のレジェンドリーフの咲かせ方が分からない。リードはふと、以前授業で習った、ある魔術を思い出す。魔力も体力も尽きかけの入間&リードは、残り少ない時間内にレジェンドリーフを咲かせることはできるのか。そしてついに、結果が発表される。
オロバスを撃退して入間とクララを守るも、ルール違反によりアスモデウスがリタイアとなってしまった。去るアスモデウスを見送った入間たちがふと気が付くと、オロバスが姿を消していた。オチョがオロバスを連れ、逃がしたのだ。“終わりの鉢”を取り戻さないと、レジェンドリーフを咲かせることができない。しかし、後を追う手掛かりもない。
ケロリ率いる魔獣王国対ピケロ&ゴエモン組の戦いが続く。そんな中、魔獣王国に加勢したエリザベッタにより、前線の男子生徒たちが次々と骨抜きにされてしまう。一方、魔獣王国にやって来た入間&リード。同行していたナフラの言葉をカムイに翻訳してもらうと、アブノーマルクラスの生徒を次々と襲っていたのはオロバスだと分かる。優勝への強い執念を持つオロバス。一人でジャングルに出掛けたクララの身が危ない。
入間は無事、リードと合流を果たした。しかしリードは、苦労して手に入れた「終わりの鉢」をエリザベッタに奪われてしまったらしい。ショックのあまり泣き崩れるリードだが、鉢を奪ったのはエリザベッタではなく、別に犯人がいるようだ。リードはロビンとの特訓で強化した家系能力「感覚強盗(コントローラー)」で、エリザベッタの追跡を開始。リードの耳に届いたのは、温泉に入るエリザベッタ、クララ、ケロリの声だった。
収穫祭3日目。ジャングル全域に生徒たちの獲得ポイントの中間発表アナウンスが響く。そこでカルエゴは獲得ポイント0で行方不明の「ある生徒」に対して、たきつけるような言葉を掛ける。それを聞いたアスモデウスとクララは、同時に入間のことを思い浮かべていた。そして、地下深くから脱出するために、入間がある方法を思いつく。
収穫祭2日目。いまだに0ポイントの入間&リード組は、一発逆転を狙って「レジェンドリーフ」の収穫を目指すことに。その手掛かりを得るため、カムイを訪ねる二人。するとそこでは、多くの魔獣が群れをなし、一つの王国が形成されていた。いきなり捕らえられた二人は、王国を統制するケロリに差し出されピンチに陥る。一方、中継テントで入間を見守るアメリは、自分が1年生の頃の収穫祭を思い返していた。
「お仲間100人できるかな」ジャングルにそびえる立派な城の主はピケロだった。堅ろうな城を築き、“収穫祭”を戦っていたピケロ&ゴエモン組。おせっかいとマイペース、一見かみ合わない二人だが、実は以前から親交があったらしい。/「自慢の弟子たち」講師陣のテントでは、宴会が行われていた。中継で弟子たちの活躍を見守りながら楽しく盛り上がるかと思いきや、師匠たちはライバル心に火が付く。
「クララのおもちゃ箱」クララの魔術で着ぐるみの中に捕らえられた入間は、その中に広がる不思議なメルヘン空間へ閉じ込められてしまう。入間は心身ともに子どもになって、クララと一緒に思いきり楽しく遊ぶ。/「叫び声の響く夜」収穫祭1日目の夜。ジャングルでの過酷な環境に、リタイアする生徒が続出。コナツ、ハルノ、アヅキ、ドサンコの4人は、へとへとになってある場所にたどり着く。
他のアブノーマルクラスの生徒たちが順調にポイントを稼いでいる中、ジャングルで収穫した食材でのんきに食事を満喫する入間&リード組。入間は、久々に生き残りを意識する状況に身を置き、「サバイバル・ハイ」になっていた。いかにして生き延びるかを第一に考え、収穫祭そっちのけで生活を充実させていく二人は、デビコンの思い出話にも花が咲き、楽しく盛り上がる。しかしその背後には、忍び寄るあやしい着ぐるみの姿があった。
圧倒的武力で獲物を狩るアスモデウス&サブノック組の前に、優勝者の有力候補“ドロドロ兄弟”イチロとニロが現れ、二人に勝負を持ちかける。「もし二人が勝てばすべてのポイントを差し出す」と言う。同じ頃、多くの魔獣を従え優位に戦うケロリ&カムイ組の一方で、ジャズ&シュナイダー組は戦略的に他者からうばい、ポイントを稼いでいた。彼らの過ごした、フルフル軍曹による地獄のような特訓の日々を描く。
いよいよバビルス1年生最終バトル「収獲祭」が始まる。収穫祭は、約4日間にわたって行われるサバイバル方式の位階(ランク)昇級試験。制限時間内にジャングルに生息する魔獣や魔植物を狩り、その累計ポイントが最も高い者が優勝となる。ハードな特訓の日々に明け暮れたアブノーマルクラスの生徒たちは、特訓を行ったチームごとに対抗意識がバチバチ。気合十分で危険な魔獣が潜むジャングルへと向かう。
ロビンの親戚、バルバトス・バチコから特訓をつけられることになった入間&リード。バチコはサリバンから直々に頼まれて、ロビンの助っ人として講師に着任した。さぞハードな特訓の日々を送るはずと思いきや、バチコから命じられるのは、使い走りや雑用ばかり。音を上げたリードは、ロビンのもとへ戻ることに。ひとり、悔しさに燃える入間。アスモデウスやクララが特訓に励んでいると知り、ある行動に出る。