大富豪同心3のあらすじ
尾張の家老・坂田(新藤栄作)と香住屋(山崎銀之丞)により、江戸の商人たちは江戸での投資を止め尾張になびきかけていた。そんな中、卯之吉(中村隼人)が、将軍を講元に公金貸付を思いつき実行に移し、江戸の商人の金を三国屋に集める。しかし、集めた金を御金蔵に運ぶ日、坂田の命で世直し衆が襲ってくる。
卯之吉(中村隼人)は「世直し衆」の中に美鈴(新川優愛)がいたことを源之丞(石黒英雄)から知らされる。一方、尾張の家老・坂田(新藤栄作)は、尾張の商人・香住屋(山崎銀之丞)を使い江戸の商人から投資の金を集めていた。そんな中、突然、姿を消していた濱島(古川雄輝)が卯之吉の前に現れる。
濱島(古川雄輝)率いる「世直し衆」が暗躍する中、必死に捜査を続ける南の同心・村田(池内博之)は、世直し衆をここ一番の所で逃がしてしまい窮地に至る。一方、卯之吉(中村隼人)は、ひょんなことから病で苦しむお登勢(橋本マナミ)を助けることに。そんな中、南町奉行所に「世直し衆」の正体を告げる密書が届く。
銀八(石井正則)の故郷・下総は、長雨の増水で利根川が決壊の危機にあった。そんな時、下総でバケモノが暴れ、堤が壊されたとの知らせが届く。老中・甘利(松本幸四郎)の命を受け、南町奉行所の沢田(小沢仁志)は壊れた堤を視察に、卯之吉(中村隼人)は、バケモノの正体を暴くために下総に向かう。
長雨の影響で不景気が長引いていた江戸では、景気対策として尾張藩家老・坂田(新藤栄作)が将軍に「日光社参」を勧める。そのことに怒る濱島(古川雄輝)ら世直し衆の犯行は過激になっていく。そして、三国屋を襲う世直し衆の大越(青山草太)は、用心棒の水谷(村田雄浩)を敵討ちの相手だと勘違いしてしまう。