ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIV 深章 厄災篇のあらすじ一覧
“迷宮の孤王(アンフィス・バエナ)”の強攻策により、青い炎に巻かれ、水没させられ、なすすべなく瓦解(がかい)していくリリたちのパーティー。もはや打つ手なしかと思われる中、桜花、ヴェルフ、アイシャが無謀とも思える特攻を開始する。彼らが見つめていたのは、力なく水面に浮かぶ命、燃え盛る青い炎に包まれる春姫。冒険者たちの抗戦がさらに激しさを増す中、水中から、そして炎の中から反撃ののろしが上がるように、歌声が響き始める。
破壊者との戦いのさなか、ラムトンの襲撃に巻き込まれ、ベルとリューはダンジョンのさらに深くへ落ちていった。行き着いた先は深層。 そこは第一級冒険者すら飲み込む奈落の世界だった。一方で、下層のリリたちの前にも次産期間(インターバル)を無視するかのように出現した“迷宮の孤王(アンフィス・バエナ)”の姿があった。 その強大すぎる力をまざまざと見せつけられ、ベルが不在のパーティの面々は絶望の色に染まっていく。























