Buddy Daddiesのあらすじ
【最終回】ミリと出会ってちょうど1年のクリスマス。保育園で行われるクリスマス会を見に来てとせがむミリに、一騎と零は必ず行くと約束する。その前に一騎と零は久太郎の元を訪ね、依頼していた“ブツ”を受け取り向かったのは組織のボスがいる諏訪家。ミリとの3人での暮らしを選んだ一騎と零は、組織を抜けるために危険を覚悟で直談判をすることに。激しい銃撃戦、そして目の前に立ちはだかるのは殺し屋の小木埜(おぎのりょう)。対抗する一騎だったが、小木埜にやられるところ間一髪で零に救われる。そして零は最後にボスが待つ部屋に向かう。
いつもより静かな家で片付けをする一騎、ゲームばかりして不規則な生活に戻った零。ミリが母親の元に帰ってから、数週間がたった。2人きりになって喪失感が拭えない一騎と零だったが、母親の元で暮らすことがミリにとって一番良い選択だったと自分自身に言い聞かせる。そして零は実家に戻る決意をし、一騎もこの家を出て暮らすと言い、それぞれ別の生活を始めることになった。組織を継ぐため実家に戻った零は父親であるボスにあいさつし、後継者として認められたと思ったが1枚の写真を見せられ、ボスから命じられた言葉に驚く。
12月。ミリは保育園のクリスマス会で歌を歌う練習に励んでいた。いつものように一騎と零はミリのお迎えに行くと、保育園の前に見たことのある姿が。それはミリの母親の美咲だった。以前と印象が変わり身なりを整え、一騎たちに声を掛ける。けげんそうに一騎が用事を尋ねると「ミリを引き取りにきました」と言う。突然のことに思わず声を荒げる一騎。その時、母親の姿を見つけたミリが駆け寄ってくる。話し合いをするためマンションに美咲を連れてくると、無邪気に母親に甘えるミリ。迎えにきた美咲にはある理由があった。
公園でかけっこの練習をするミリと一騎たち。ミリは金メダルを取ると張り切る。子供の運動会になど参加したことがない一騎と零だが、一騎は豪華なお弁当を作り、零も席取りの対策は万全、ミリのためにおにぎりを握ると言い出す。いよいよ運動会が始まると子供たちも保護者も一緒になって盛り上がり、昼食の時間には一騎と零の手作り弁当も大好評。そしてミリが楽しみにしていた徒競走の時間がやってきた。ミリの頑張りを見てきた一騎と零の応援にも熱が入る中、先頭で駆け抜けていたミリだがゴールを目前に転倒してしまう。