ブギウギのあらすじ一覧
引退会見後もスズ子(趣里)は、善一(草なぎ剛)と相変わらず話ができないままでいた。そんなスズ子に対し、りつ子(菊地凛子)は、きちんと善一と話をするべきだと勧め、一方で麻里(市川実和子)も、善一にスズ子と話すべきだと伝える。やがて、スズ子が善一の家へ赴こうと家の玄関を出ると、そこには訪ねてきた善一の姿があった。
「歌手引退」を決断したスズ子(趣里)。善一(草なぎ剛)に絶縁すると言われ、タケシ(三浦りょう太)が大反対しても、気持ちが揺らぐことがなかったスズ子は、その決断を愛子(このか)や大野(木野花)、りつ子(菊地凛子)に伝える。一方、善一はスズ子の引退を思いとどまらせることができないかとりつ子に相談する。
昭和31(1956)年大みそか。「第7回オールスター男女歌合戦」の当日、スズ子(趣里)の楽屋を、股野(森永悠希)とアユミ(吉柳咲良)が訪ねてくる。そして、本番。善一(草なぎ剛)はテレビの前で、愛子(このか)は客席でスズ子を見守る。いよいよ、「ラッパと娘」を歌うアユミ、「ヘイヘイブギー」を歌うスズ子、二人の歌合戦が始まる。
「ラッパと娘」を歌わせてほしいとアユミ(吉柳咲良)に頼まれ、結論を出せずにいたスズ子(趣里)は、善一(草なぎ剛)に相談する。しかし、善一からは、そんな大事なことを軽く言わないでほしいと返されてしまう。一方、愛子(このか)は、体育の時間のかけっこが楽しみで学校に行っていたが、ある日、落ち込んで帰ってくる。
「東京ブギウギ」のヒットから9年、ブギブームが下火になり始めている中、スズ子(趣里)らのブギは古いと記事に書かれてしまう。同時に、若手歌手・水城アユミ(吉柳咲良)が新たなスターとして現れる。そんな中、スズ子は、丸の内テレビのプロデューサー・代々木(遠山俊也)から、年末の歌番組にトリで出てほしいと依頼される。
誘拐犯が捕まってから、愛子(このか)は3日間も学校を休んでいた。スズ子(趣里)は、学校に行くようにと言うが、愛子は友達になった一(井上一輝)がいなければ学校には行きたくないという。大野(木野花)は、そんな愛子を少しそっとしておくようにと言う。スズ子は、善一(草なぎ剛)と麻里(市川実和子)に相談しに行く。
大野(木野花)は、3万円払わなければ、愛子(このか)を誘拐するという脅しの電話を受ける。スズ子(趣里)は、すぐに学校に電話をするも、愛子はすでに下校していた。急いで近所を探し回るも、愛子を見つけることができない。反対するスズ子を押し切り、大野は警察に電話をし、スズ子の家に刑事の高橋(内藤剛志)らがやって来る。
昭和30(1955)年、新しい家に引っ越しをしてから5年がたつ。スズ子(趣里)は、近所の人たちを招待して、愛子(このか)の8歳の誕生会を開催する。しかし、愛子は誰とも話さず一人ぼっちでいた。そんな友達のいない愛子のことを心配するスズ子は、子育てのことについて大野(木野花)や麻里(市川実和子)に相談する。