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2023年10月2日スタート 毎週月曜〜土曜朝8:00-8:15ほか/NHK総合ほか
社長秘書室長である矢崎(三浦誠己)がトミ(小雪)からの伝言を携え、スズ子(趣里)と愛助(水上恒司)の元にやって来る。伝言は、そろそろ二人が結婚してはどうかという内容だった。しかし、スズ子が歌手を辞めることが条件だと伝えられる。二人を応援したい坂口(黒田有)は、トミを説得するために大阪へ向かう。
喜劇「舞台よ!踊れ!」の幕が上がる。稽古中に、タナケン(生瀬勝久)から全てを受け止めると言われたスズ子(趣里)は、大阪弁で芝居に挑み、善一(草なぎ剛)の新曲「コペカチータ」を見事に歌い上げる。そんなある日、トミ(小雪)からの伝言を伝えるため、社長秘書室長の矢崎(三浦誠己)が、スズ子と愛助(水上恒司)の元にやって来る。
愛助(水上恒司)は、小夜(富田望生)と恋人のサム(ジャック・ケネディ)を連れて帰ってくる。サムと結婚してアメリカに行くつもりだと話す小夜。結婚に反対しているスズ子(趣里)は二人の話を聞くことにする。一方、芝居の稽古では、相変わらずどうしいいのか分からず、スズ子は善一(草なぎ剛)に芝居の相談をする。
スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。スズ子は、なんとかしようとタナケンにアドバイスを求めるが、相変わらずタナケンからは何も言うことはないと言われる。そんなある日、小夜(富田望生)が、恋人のアメリカ兵に捨てられたと泣きながらスズ子の家を訪ねてくる。
スズ子(趣里)は、喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との共演に気が乗らずにいた。しかし、その話を聞いた愛助(水上恒司)は興奮し、スズ子を応援すると言い出す。そんなある日、スズ子は、大阪からやって来た秋山(伊原六花)から大阪の人たちの近況を聞いていると、小夜(富田望生)がアメリカ兵と一緒に歩いている姿を見かける。
小夜(富田望生)が付き人を辞めると言い、姿を消してから3カ月。愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。そんなある日、スズ子(趣里)は、山下(近藤芳正)から、喜劇王・タナケンこと棚橋健二(生瀬勝久)が、自身が演出主演する舞台の共演女優を探していて、スズ子に会いたいと言っていると聞かされる。
復学した愛助(水上恒司)は、スズ子(趣里)の公演に触発され、勉学に励んでいた。一方、スズ子は、公演が再開してから依頼が殺到し、毎日休みなくステージで歌う日々が続いていた。しかし、予定が合わないという楽団員や遅刻や早退する者が出ていて、小夜(富田望生)も体調が悪いと早退する日が続いてしまう。
久しぶりの公演では、りつ子(菊地凛子)の歌に続き、スズ子(趣里)の出番がやって来る。これまでたまり続けたうっぷんを全て晴らすかのように、全力のパフォーマンスを見せるスズ子のステージに、満員の会場は大盛り上がり。そして、客席の一角には、上海から命からがら日本に戻ってきた善一(草なぎ剛)の姿があった。
劇場が再開したため、スズ子(趣里)らは久しぶりに公演を行うことにする。1曲目は、戦争中には歌えなかった「ラッパと娘」がいいと話し合う楽団員ら。しかし、スズ子は、本番に向けて感覚を思い出そうとするも少し不安も抱えていた。一方、同じ公演に出演するりつ子(菊地凛子)は、慰問先での出来事で心に傷を負っていた。
終戦から3カ月。世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)らはいまだに公演ができずにいた。そんな中、愛助(水上恒司)は、病状が落ち着いたため大学に復学することに。スズ子は復学のお祝いをしようと、小夜(富田望生)と闇市に食料の調達へ向かう。そこでスズ子は、米兵からチョコレートをもらうことに成功した小夜に驚く。
終戦の日、スズ子(趣里)は巡業先の富山で玉音放送を聞く。一方、りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。そして、善一(草なぎ剛)は上海で、日本に戻ることができるかどうか分からず不安に駆られていた。そんな中、公演が中止となったスズ子は、みんなの安否も愛助(水上恒司)の病状も分からないまま東京へ戻ることになる。
昭和20(1945)年、日本の戦況はますます悪くなっていた。そんな中、慰問で富山を訪れているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話を聞き、この人のためにも歌を歌わなければいけないと心に誓う。一方、鹿児島の海軍基地にいるりつ子(菊地凛子)は、要請を受け、特攻隊員らの見つめる中、ステージに登る。
慰問で富山を訪れたスズ子(趣里)は、泊まった旅館である女中と知り合う。一方、上海で音楽会の準備を進める善一(草なぎ剛)は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」に、ブギを取り入れた音楽をやりたいと考える。また、りつ子(菊地凛子)は、鹿児島の海軍基地を訪れる。そこで、特攻隊員のために歌ってほしいと要請を受ける。
2023年10月に放送開始した連続テレビ小説の総集編。戦後の世の中に、歌で日本中をズキズキワクワクさせ、どんな困難も笑顔で乗り切る歌手・福来スズ子(趣里)の波瀾万丈の人生を描く。これまでのストーリーの見どころを紹介。
東京に戻ったスズ子(趣里)は、空襲で一面ががれきになっている惨状を目の当たりにする。しかし、幸いなことに三鷹の家の付近は空襲はなく、家に戻ったスズ子は愛助(水上恒司)と無事に再会する。また、坂口(黒田有)から、トミ(小雪)も無事だと聞くが、東京や大阪の多くの知り合いの安否は分からないままだった。
トミ(小雪)の許しが出たため、山下(近藤芳正)が正式に楽団のマネジャーとになる。スズ子(趣里)は、日本各地を慰問で回り、東京に戻ると愛助(水上恒司)の看病を続けるという忙しい日々を過ごす。やがて、愛助も回復し、二人はささやかだが幸せな生活を送っていた。しかし、東京都心でも空襲が起こるようになっていた。
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2024年12月28日12:00
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