異世界はスマートフォンとともに。2のあらすじ一覧
【最終回】バビロンの遺跡“塔”と“城壁”が新たに発見され、管理者リオラとノエルは冬夜といつもの登録を完了する。一方、ベルファスト王国からユエル王妃の出産の急報が届き、急いで王都を訪れた冬夜は誕生した王子の名付け親になってほしいと頼まれる。ユミナたち婚約者は「自分たちと冬夜の間に子供ができたら」という想像をし赤くなってしまう。そんな中、フローラたちからある事を告げられる。
恋愛神が冬夜の姉・望月花恋を名乗ってブリュンヒルドにやって来る。冬夜の周りには恋心がたくさんあり、癒されに来たという。そこに、レスティア騎士王国から先王ギャレンと孫のヒルダが訪ねて来る。ヒルダの恋心に気付いた八重は一緒に“お嫁さん”にしてもらおうと提案し、開かれた嫁会議で恋心のあれこれを白状させられる。ヒルダの思いを聞いた先王ギャレンは、「自分と戦って勝つことが条件だ」とヒルダに告げる。
冬夜たちは「愛を育むため6人でデートしよう」とユミナから提案される。冬夜はデート用の新しい服でおめかしした婚約者たちと楽しい時間を満喫するが、城に戻ると「一人で取り残された」と頬を膨らませるスゥが待ち構えていた。そこで冬夜は、スゥと二人きりで出掛けることにする。数日後、フレームギアを量産するため、素材を確保しに騎士王国レスティア上空を飛行していた冬夜は、フレイズに襲われている町を発見。そこでは第一王女・ヒルデガルドが戦っていた。
リーニエ王国の第二王子・クラウドがスゥの縁談の使者として現れる。宰相・ワルダックによって幽閉されている母を転移魔法で助けてほしいと懇願された冬夜は、第一王子・ザブンが王位を継承するための口実として自分に逆らえない子供のスゥを結婚相手に選んだと疑念を持つ。緊急招集された西方諸国会議ではクラウド王子の支持を決定し、王たちに事態の解決を丸投げされた冬夜は、真相を確かめるべくリーニエ王国へ透明化魔法で潜入する。
バビロンの遺跡捜索のため、とある孤島に降り立った冬夜は、頼もしすぎる婚約者の働きもあり、ついに“格納庫”を発見する。管理人・モニカのパイプレンチ攻撃をいなし、お決まりのキスで所有者登録を完了させる。所蔵されているフレームギアとようやく対面し歓喜するが、燃料が無いと動かないことが判明。早速、燃料の素材となる魔石を確保しつつ、ロゼッタが用意していた操作訓練用“フレームユニット”で対戦シミュレーションを始める。
新たなバビロンの遺跡“錬金棟”を発見した冬夜は、管理者フローラからの適合資格チェックを経てマスターとなる。国づくりも落ち着き、恋愛神から恋愛モードに入ったと知らされた冬夜は、八重とエルゼ、リンゼそれぞれの親へ婚約の報告に行く。報告を終え一息ついたところでエンデと思わぬ再会をし、フレイズが自分たちの“王”を探している事や、世界が滅びかけた5千年前の出来事を聞き、対抗するためにはフレームギアが必要だと改めて認識する。
読書喫茶“月読”に本を仕入れるため、レグルス帝国帝都にやって来た冬夜は、町が戦火に巻き込まれているのを目撃する。軍部がクーデターを起こした事を知り城に向かった冬夜は、兵に剣を突き付けられた帝国第三皇女ルーシアを間一髪で助ける。そんな中、ルーシアから「皇帝と皇太子も助けてほしい」と懇願された冬夜は皇帝の元に急ぐが、そこで悪魔デモンズロードと契約したクーデターの首謀者・バズール将軍と相対する。
リーンからバビロンの遺跡発見の報せを聞いた冬夜は、サンドラ王国のラビ砂漠に向かう。途中、水晶の魔物フレイズに襲われている遭難者を発見し救援に向かうが、そこに謎の少年・エンデが現れフレイズを倒し、意味深な言葉を残して去る。フレイズに対抗するにはバビロン博士が作り出した搭乗用人型戦闘兵器フレームギアが必要らしい。バビロンの遺跡“工房”を発見した冬夜は管理者ロゼッタから適合資格テストを受けさせられる。
ユミナ、エルゼ、リンゼ、八重の4人と婚約した冬夜は、ギルドの“冒険者ランク”を上げるため、ミスリルゴーレムの討伐依頼をこなしながら異世界での第2の人生をそれなりに楽しんでいた。神様と恋愛神からスマートフォンへの呼び出しを受け、婚約者たちとの親密ぶりを冷やかされる冬夜。一方その頃、ユミナ、エルゼ、リンゼ、八重の4人の婚約者たちは、冬夜からもらった婚約指輪を着けてうきうきして風呂で嫁会議を開いていた。