Opus.COLORsのあらすじ一覧
10年前、まだパーセプションアートが世間で認知されて間もない頃、和哉の両親である月見里夫妻は響の父・統梧から依頼を受け、永茜高校パーセプションアート学科の新設を記念した作品を制作していた。しかし当時の美術界ではパーセプションアートを危険視する考え方が主流だったため、今回の学科新設に関しても何らかの抗議活動が起こるのではと危惧されていた。そんな中、迎えた作品披露の日に“ある出来事”が起こる。
スクリブルを描いた犯人は灰島伊織(はいじまいおり)なのでは、という情報を得た和哉は伊織の個展へと赴く。既にプロとして活躍する伊織のパーセプションアートに圧倒され、つかみどころのない人柄に翻弄(ほんろう)されつつも伊織に魅了されていく和哉に、響は不快感を覚える。そんな中、個展で披露された伊織の作品を巡りトラブルが発生してしまう。主催者たちは事態を収めるべく、当該作品の展示に制限を設けることを伊織に提案する。























