時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさんのあらすじ一覧
沙也加をやゆする声も落ち着いたある日、アーリャから政近の元へ電話が掛かってくる。そこでアーリャは、政近がテストで学年30位以内に入ったら、何でも言うことを聞くと約束する。しかしその会話のさなか、自分が政近の誕生日パーティーに誘われなかったと知って、落ち込んでしまう。なぜなら、ロシアでは誕生日パーティーに誘うことが友好の証だった。彼女が落ち込んだ理由を知った政近は、アーリャを“お出掛け”に誘う。
かつて有希と生徒会長の座を争った谷山沙也加が、アーリャと政近が有希と戦うことに対して、異議を申し立ててくる。さらには、アーリャと政近を生徒会長選挙の出馬候補から引きずり下ろそうと、沙也加は二人へ討論会を申し込む。討論会の議題は、“生徒会加入における教師の査定の導入”だった。ここで負けては、生徒会長への道が閉ざされてしまう。二人は相手の戦法を推理しながら、勝てる策を練っていく。そして、討論会当日がやってくる。
有希は、生徒会長選に向けてのパートナーに、自身の従者である君嶋綾乃を指名する。そして、綾乃は政近が有希ではなくアーリャの補佐役となったことで、周防家当主が怒っていることを伝える。だが、政近は「周防家の事情など俺には関係ない」と言い返す。その思いを知った有希もまた、アーリャ&政近にどう立ち回るのか考え始める。一方、生徒会に新たに加入した政近と綾乃の歓迎会が開かれるが、その裏では新たなライバルが動き始めていた。
正式に生徒会入りを果たし、政近はアーリャと共に他のメンバーと交流しながら活動に奔走する。一方、アーリャは有希からパートナーを奪ったことに対し仁義を切りに行くも、政近のことを誰よりも愛しているという発言に振り回されてしまう。さらに、ほんわかとしているマーシャが政近と話している様子にも嫉妬してしまう。そんな中、政近はアーリャが生徒会長を目指すにあたり、作戦会議をしようとファミレスに誘う。
アーリャは今日も、先輩からの告白を玉砕し、完璧超人とうわさされていた。そんな彼女が普段と違う顔を見せるのは、とある一瞬、隣の席でだらけている政近に対してだけ。授業中に居眠りをしていたり、休み時間に禁止されているスマホを使ってソシャゲをしていたり、アーリャはそんな政近に日本語では注意しながらも、時々ボソッとロシア語でデレた言葉をつぶやく。しかし、そのロシア語の意味が実は政近に伝わっていた。


























