キャプテン翼 シーズン2 ジュニアユース編のあらすじ
前半15分、若林のデータにより日本代表は試合を優位に進めるも、両者一歩も引かぬ攻防が続く。先制点を狙う日本は、ドイツの反則によりフリーキックのチャンスを得る。シュートを直接狙える位置からのセットプレーのため、ドイツ代表は当然ゴール前に壁を作るが、ミューラーは拒否し、翼と対じする。ミューラーの圧倒的なプレッシャーに翼はたじろぐが、あるアイデアがひらめいて日向に耳打ちをする。
日本代表のシュートをことごとく防いだミューラーに、一同は驚がくする。その隙を突いたミューラーは、日本ゴール前のシュナイダーに超長距離のダイレクトパスを蹴り込む。そのままジャンピングボレーを決めようとするシュナイダーだったが、カウンターを読んでいた若林はゴールを飛び出して決死のブロックをする。攻めのカール・ハインツ・シュナイダーと守りの若林源三。ハンブルクでチームメイトとして活躍する両者の戦いの火ぶたが切られる。
国際ジュニアユース大会決勝戦が始まる。若林が作成したドイツチームのデータが功を奏し、開始直後から日本のペースに試合が進み、敵のクセを知り尽くした翼と岬は中盤の競り合いを制し、日向が最初のシュートを放つ。しかし、ドイツのゴールキーパーは大会途中から出場した鋼鉄の巨人デューター・ミューラーだった。幻のキーパーと呼ばれる彼のデータはまったく存在しない。そんな中、異様な威圧感で日向のタイガーショットにミューラーが向き合う。
決勝カードが日本対ドイツに決まる。だが、ここまで戦い抜いた日本代表は負傷者が相次いでおり、準決勝で負った若島津のけがも癒えてはいなかった。そんな中、決勝当日、スターティングメンバーが発表され、ゴールキーパーには若林が選ばれた。今大会ではサポートに徹するつもりだった若林は動揺を隠せないが、控えキーパーの森崎、さらに日向からしった激励を受け出場を決意する。