Re:ゼロから始める異世界生活 3rd seasonのあらすじ
【最終回】ライに食べられかけたオットーを間一髪のところで救い出したのは、目覚めたベアトリスだった。かつて食べた“記憶”からレムの言葉を紡いで嘲笑するライに、ベアトリスとオットーはこいつだけはスバルに会わせるわけにはいかないと誓う。しかし、スバル不在のベアトリスが使える魔法は残り5発だった。魔晶石を砕きながら大魔法を連発するも決定打には足りず、ライの権能が“白竜の鱗”の人員を食らっていく。
ミーティアを取りに抜け出したフェルトの帰還を待ち、粘るオットーたちだったが軽快に飛び回るライに翻弄され、時間だけが過ぎていく。そして二番街の制御塔では、ユリウスとリカードがもう一人の暴食、ロイに苦戦を強いられていた。ユリウスの精霊術もリカードの大鉈も、ロイは全てを知り尽くしているかのように回避する。そしてロイは互角の戦いに歓喜しながら、伏せていたはずのリカードの名前を口にする。
ヴィルヘルムは月明かりの下でテレシアと切り結ぶ。激しい戦いが夜に火花を散らす。決死の表情のヴィルヘルムに対して無表情のテレシアだが、それはかつて“剣鬼”と“剣聖”が交わした鋼越しの求愛だった。けれどふいに聞こえたハインケルの声に、ヴィルヘルムは動きを止めてしまう。テレシアは踵を返し、ハインケルの方へ歩き出す。ヴィルヘルムは我が子を手にかけようとするテレシアに、俺を見ろと叫ぶ。
オットーやフェルトたちとライの戦闘は続き、地下水道ではアルが再生し続けるカペラとの死闘を広げていた。そしてクルガンとの戦いのさなか、肉塊に飲み込まれたガーフィールは獣化して抜け出したのもつかの間、襲いくる亜獣への攻撃をためらってしまう。エルザの幻影になおも縛られるガーフィールの眼前で亜獣をつぶしたのは、八つ腕のクルガンだった。闘神と呼ばれた本物の英雄が、ガーフィールを圧倒する。
レグルスの権能の秘密に花嫁たちが関係していると考えたスバルは、エミリアに花嫁たちを託す。エミリアが半壊した聖堂に戻ってくると、花嫁たちはいまだ整然と座ったままだった。感情のない視線を向けてくる花嫁たちを見て、エミリアはレグルスを倒すために力を貸してほしいと告げる。長期間にわたってレグルスに支配された絶望は色濃く、感情を押し殺す百八十四番に、エミリアは自らの言葉で語り掛ける。









































