べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜のあらすじ一覧
何とか源内(安田顕)に序文を書いてもらった蔦重(横浜流星)は、「吉原細見」を刊行した後も女郎たちから資金を集め、本作りを続ける。しかし、駿河屋(高橋克実)は本作りに打ち込む蔦重を許せず、家から追い出してしまう。それでも本作りを諦めない蔦重は、人気絵師の北尾重政(橋本淳)を訪ねる。蔦重は資金を集め、重政と共に女郎を花に見立てて紹介する「一目千本」作りに着手する。一方、江戸城では意次(渡辺謙)が白河松平家への養子に、田安賢丸(寺田心)を送り込もうと考える。
蔦重(横浜流星)は、正月と7月の年2回発行される吉原の案内本「吉原細見」で、吉原に再び客を呼び寄せる案を思い付いたと唐丸(渡邉斗翔)に告げる。そこで蔦重は、「吉原細見」の序文を江戸の有名人・平賀源内(安田顕)に執筆してもらうべく、日本橋や深川の地本問屋の主人・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)の元を訪れて相談することに。その頃、江戸城では一橋治済(生田斗真)の嫡男・豊千代の誕生を祝う盛大なうたげが行われ、 御三卿の面々や意次らが集まっていた。
江戸時代中期を舞台に、吉原で育った“蔦重”こと蔦屋重三郎が、「江戸のメディア王」として時代の寵児へと駆け上がる波瀾万丈の物語。 安永2(1773)年。三日三晩、江戸の町を焼き尽くし、死者が1万人を超えた「明和の大火」から1年半が過ぎた頃、吉原の人々を火災から救った蔦重は、茶屋で働く傍ら貸本業を営んでいた。ある日、蔦重は幼なじみの花魁・花の井(小芝風花)から、元高級女郎の朝顔(愛希れいか)への届け物を託される。朝顔が暮らす浄念河岸を訪れた蔦重は、ひどく衰弱した朝顔を目にする。蔦重は、吉原の場末である河岸見世の女郎たちの惨状を目の当たりにして思い悩む。