治癒魔法の間違った使い方のあらすじ一覧
スズネとカズキは攻撃を“反転”させる黒騎士に対し、なすすべもなく倒されてしまう。黒騎士がとどめを刺そうというその時、間一髪で放ったウサトの拳が黒騎士の顔にさく裂し、黒騎士は受けるはずのないダメージに感情的になる。その後もなぜか“反転”が発動しないウサトの攻撃により、黒騎士は次々とダメージを負っていく。それはウサトの“治癒魔法の間違った使い方”が影響していた。
いよいよ魔王軍との戦争が始まる。ウサトは黒服たちの手により、続々と運ばれてくる要救護者の治療を行う中で、改めて戦場の厳しさを実感する。戦況が進み、ウサトはローズと共に戦場の最前線に出ていく。鍛え上げた身体能力を駆使し、魔王軍の猛攻の中、次々と王国騎士たちを救っていく。一方、勇者として前線で戦うスズネとカズキの前に、黒騎士と呼ばれる謎の魔族が現れる。
5年前、リングル王国騎士団大隊長のローズは、副隊長のアウルをはじめ一癖も二癖もあるメンバーを集めた直轄部隊を率いていた。ある日、偵察任務の命を受けたローズとアウルら隊員は、“リングルの闇”へ向かうことになる。隊員同士の思いを確かめ合った翌朝、ローズたちは魔物を運び出そうとする謎の魔族の集団と遭遇する。その中にはただならぬ雰囲気をまとう一人の魔族の姿があった。
ウサトとスズネは“リングルの闇”から生還したことをロイド王に報告する。二人の無事を喜びつつも、普段と違う魔物の様子から不穏な気配を感じたロイド王は、状況を確かめるべくローズに偵察を命じる。早速偵察に出たローズは、侵攻の準備を進める魔王軍と遭遇する。一方、オルガとウルルが営む診療所を訪れたウサトは、オルガたちと共に事故現場に同行することに。
魔王軍との戦争が近いことを知らされたウサトは、ローズと同じように前衛としての活動ができるのか自信を持てないでいた。“リングルの闇”で出会ったブルーグリズリーの子供・ブルリンを背負い、いつものように訓練を続ける中、城下町で同じ治癒魔法を使うオルガと出会う。 同じ救命団の一員であるオルガの話を聞き、ウサトは救命団員としての覚悟を固めていく。
ローズによって魔物がはびこる”リングルの闇″に放り込まれたウサトは、グランドグリズリーを狩るという試練のためにサバイバル生活を開始する。 最初はグランドグリズリーに圧倒されたウサトだが、観察を続けるうちに少しずつ愛着が湧くようになる。 数日後、意を決してグランドグリズリーを倒しに向かったウサトだったが、そこでせいさんな光景を目撃する。
平凡な高校生・ウサトは、生徒会長のスズネ、副会長でクラスメートのカズキと共に、突如異世界に召喚されてしまう。勇者としてリングル王国を救うよう頼まれる3人だったが、実は召喚された勇者はスズネとカズキの二人で、ウサトは巻き込まれただけだった。しかし、ウサトに治癒魔法の適性があることが判明すると状況は一変し、そこに救命団団長を名乗るローズが現れる。


























