最高の教師 1年後、私は生徒に■されたのあらすじ
1年前、突如2周目の人生を与えられた九条(松岡茉優)は、生徒に突き落とされた自らの死の未来を変えるため、“何でもする”覚悟を決め、この世界を「変えよう」とただひたすらに駆け抜けた。そして再び迎える“あの卒業式の日”。九条は一年前と同じ場所で、“あの人物”と対峙する。
「鵜久森(芦田愛菜)の事件の日、なぜ学校にいたのか」と迫田(橘優輝)から問い詰められた浜岡(青木柚)は、「3年D組の“ある生徒”に頼まれたから」だと答える。迫田らの報告を受けた九条(松岡茉優)は、翌日、その“ある生徒”から直接話を聞こうとするがその人物は登校せず、“最悪”の状況が頭をよぎる。
九条(松岡茉優)と3年D組の本気がもたらした学校の記者会見は、美雪(吉田羊)の心にしっかりと届く。しかし、浜岡(青木柚)が鵜久森(芦田愛菜)の事件の日に学校に来ていたこと、その浜岡と相楽(加藤清史郎)がつながっていたことが露見した教室内で、相楽はクラス全体を凍り付かせる衝撃の一言を口にする。
鵜久森(芦田愛菜)が非業の死を遂げて以来、休校が続く鳳来高校。校内の立ち入り禁止区域で起こった悲劇は世間の注目を集めるが、死の真相は分からないままだった。運命を変えられなかった自分を責めながら鵜久森の葬儀に出かけた九条(松岡茉優)は、そこで出会った鵜久森の母・美雪(吉田羊)から意外な言葉をかけられる。
東風谷(當真あみ)から不意な思いを吐露された鵜久森(芦田愛菜)は、その言葉を受けて何かを返そうとするが、東風谷は漏れ出てしまった自身の思いに戸惑って立ち去ってしまう。一方、九条(松岡茉優)は、いつものように鵜久森と昼食を共にしている際、「鵜久森さんも…同じですよね?」と“二周目の人生”を打ち明ける。