僕の心のヤバイやつ 第2期のあらすじ
【最終回】修学旅行の最終日と同じ日にドラマ版“君オク”のオーディションが行われる。山田は市川のことを思って、その大好きな作品のオーディションを諦めようとしていた。それを知った市川は山田と会って話をしようと決意する。しかし、なぜか市川は女子部屋の布団の中で山田と密着していた。他の皆に見つかったら大騒ぎになってしまう絶体絶命の状況の中、市川はなんとか山田にオーディションのことを伝えようとする。
修学旅行が間近に迫り、市川のクラスも盛り上がる。ところが山田は旅行の日程を知ると驚いた顔を見せ、その後も表情がさえないでいた。帰宅後、市川が今日の山田について考えていると、イマジナリー京太郎が出現。修学旅行といえば初キスなどと、甘い妄想をさせられていると、山田からのビデオ通話が飛んでくる。今日様子が変だったと山田に聞いてみるも、市川の枕元に林間学校の冊子を見つけた途端、山田は「何でもない!!」と無理に明るく振る舞おうとする。
中学最後の体育祭が迫る中、市川はクラスメートのこわもて男子・鵠沼から騎馬戦の騎手をやってほしいと頼まれる。乗り気でないと断ろうとする市川だったが、足立が騎馬戦でのタイマン勝負を挑まれる。足立は、自分が好きな山田と自分以上に仲がいい市川に、対抗心を燃やしていた。いつものふざけた様子とは違う真剣な姿に、市川は「やる」と返事をする。勝敗に意味なんてないと考えつつも、市川は「負けたくない」という思いから特訓を開始する。
3年に進級した市川が新たなクラスへ向かうと、そこには見慣れたメンバーもいつつ、安堂カンナや半沢ユリネなど個性豊かなクラスメートたちがいた。教室で市川と山田が仲良さげに話していると、安堂がするどく勘を働かせる。彼女はカップルになりそうな男女を見つけては告白を応援し、これでもかと盛り上げようとするお祝い好き女子だった。市川はなんとしても彼女にだけは山田への気持ちを悟られないように警戒する。
市川家にお泊りした翌日、山田は映画の撮影で広島へと旅立っていった。市川は、山田が芸能人であることを再認識しながらスマホを眺めていると、彼女が市川家で撮った写真をSNSに載せているのを発見する。しかも、リプ欄には彼氏の存在を疑う粘着質なファンが。つい気になってそのアカウントを追うと、山田のファンなのか、アンチなのか分からない投稿をしていて、市川は心配で気が気でならなくなる。さらに追い打ちを掛けるように、山田と電話が突然途絶えてしまう。