この素晴らしい世界に祝福を!3のあらすじ
ダクネスの屋敷で食事し別れるはずだった王女アイリスは、カズマを帰還のテレポートに巻き込み王城まで連れてきてしまう。最初は驚いたものの、王女の護衛兼教育係のレインに事情を聞いたカズマは、アイリスの話し相手になることを承諾する。カズマが披露するあんな話やこんな話に目を輝かせて聞き入るアイリス。護衛兼教育係のクレアは話を止めようと必死になるが、そんな中、王都に魔王軍警報が鳴り響く。
カズマたちは王女アイリスから手紙をもらう。食事をしながら冒険譚を聞きたいと願う王女は一体どれほどの美少女かと胸を高鳴らせるカズマとは反対に、ダクネスは粗相があっては首が飛ぶと心配でたまらない。そんな中、カズマたちはカズマが考案した新商品が並ぶウィズの魔道具店を訪れる。新商品のおかげで魔道具店が繁盛するという世にもめずらしい日々が過ぎていき王女との対面の日がやってくる。
紅魔の里で魔王軍幹部・シルビアを討伐し、無事にアクセルに戻ったカズマたちは、「討伐の報奨金が入れば過酷なクエストとも縁を切れる」と、意気揚々と過ごしていた。悪夢にうなされたり、妙な気配を感じたりと、カズマだけは時々様子がおかしいものの、「そういうお年頃」と温かく見守られる日々を送っていた。そんなある日、昼間からギルドで飲み食いしていたカズマたちに背後からダストが声をかけると、なぜかカズマが絶叫する。