ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜のあらすじ一覧
饗庭(菊池風磨)と華子(山田杏奈)の前で、相楽(本郷奏多)は副市長になった本当の理由を打ち明けた。それは「徴税禁止リスト」の作成を裏で操っていた父・耕史郎(板尾創路)の悪行を暴くため。そして不正に無理矢理関与させられていた友人・奥林(結木滉星)の無念を晴らすためだった。相楽は饗庭に3年前に奥林と話していた内容を明かす。
「徴税禁止リスト」の存在を知った饗庭(菊池風磨)と華子(山田杏奈)は、副市長・相楽(本郷奏多)に詰め寄り、リストの現物が見つかれば市として調査・公表することを約束させた。しかし、手がかりは何もないまま、饗庭と華子は住民税を滞納している大学生・芽依(今井アンジェリカ)の元を訪れる。
納税課庶務係で還付金の振り込みミスが発生し、饗庭(菊池風磨)ら徴税第三係も騒然となる。間違って還付金が振り込まれた市民は返還に応じないため、米田(佐戸井けん太)は、その市民が住民税を滞納していることに目を付け、第三係に「滞納処分の名目で口座を差し押さえろ」と要求。無茶な指示に華子(山田杏奈)は反発する。
徴税第三係の窓口に、フリーカメラマン・熊川弘三(吉村界人)がやって来て、バイクを手放して名義変更も済んでいるのに、軽自動車税の納税通知書が自分宛てに届いたと怒る。一方、納税課が取り仕切る「インターネット公売」がスタートすると、「ゆで卵器」の入札価格が競りで100万まで跳ね上がり、饗庭(菊池風磨)ら徴税第三係は驚く。
第三係の加茂原(鈴木もぐら)は、銭湯で仲良くなったベトナム人・グエン(葵揚)から、国民健康保険税の納め方が分からなくて滞納してしまっていると聞く。グエンが窓口に納付の相談にやって来て、加茂原はひと安心するが、饗庭(菊池風磨)らが調べてみると、グエンは国保税だけでなく住民税も納めていなかったことが判明する。
みゆきの市役所で親子向けのハロウィーンイベントが開かれ、饗庭(菊池風磨)や華子(山田杏奈)ら納税課もカボチャの仮装で手伝うことに。そんな中、増野(松田元太)は、住民税を滞納中のシングルファーザー・木下裕介(小関裕太)の力になりたいと考えるが、「役所を頼るつもりはない」と突っぱねられてしまい無力さを痛感する。