Re:Monster

【最終回】ついに一行は王都オウスヴェルへとたどり着く。ルービリアから報酬をもらい、オガ朗たちは村へと戻ることを決める。一方ダム美は、オガ吉が強くなっていたことを受けて、自分がまだ半吸血鬼でいることに思い詰めていた。そんな思いをくみ取ったオガ朗は、仲間たちと共にダム美の特訓を開始する。自らのスキルを使って生成した巨人をダム美に倒させることで、彼女はレベルを上げさせる。

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パラベラムの面々は、王都への最後の中継地であるパーガトリに到着。出産騒ぎで長らく話していなかった別働団員に連絡を取るオガ朗だったが、オガ吉率いる第2グループに映像をつなぐとオガ朗自らが真っ二つにされている様子が送られてくる。その映像の意味は何なのかという真相をつかむため、寄り道になることは承知で一行は迷宮都市グリフォスに向かう。

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ルービリア姫を王都オウスヴェルまで護衛する任務に就いたオガ朗たちは、四翼大鷲の最強個体・ジャッドエーグルが住むというクラスター山脈に向かう。しかし、その道中で調理師姉妹の体調が悪化する。二人ともオガ朗の子供を身ごもっていて、今にも出産しそうだという。子供は母体の栄養を奪いながら、腹を食い破るほどの勢いで成長していく。村へ引き返す時間もなく、一同は安全な洞窟を探して出産に備えることに。

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オガ朗たちは、赤髪ショートたちが目指していた防衛都市トリエントに到着。赤髪ショートたちには街に留まるか、今後もオガ朗と一緒に行動するかを今日中に決めてほしいと告げる。パラベラムの面々は街中で情報収集を開始するが、やはりオーガの風貌に対して町民は恐怖心を抱いていた。そこでオガ朗は人間の姿に変身して町を散策していると、シュテルンベルト王国の姫をさらった誘拐団と対抗する少年騎士の姿を見かける。

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秘薬を帝国軍に渡したことで、戦いは終わりを告げる。戦死者も出たパラベラムだったが、戦いの結果何人もが進化を果たす。加えて捕虜も解放し、希望する者はパラベラムに仮入団させることとなったが、彼らはゴブリンより下の待遇に納得がいかない。そこでオガ朗が一人ずつ戦うことになる。そしてオガ朗は、拠点の快適化や合成アビリティの試験、さらには食料自給率の向上のため畑作りを行っていく。そんな中、帝国軍の撤収が始まる。

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エルフ族から秘薬を得るため、帝国軍は神の加護を得た8名からなる戦闘集団・八英傑騎甲団を投入してくる。自らが持つ力の強大さに気付いたオガ朗は、分体を駆使して兵士を蹴散らし、八英傑騎甲団が一人、骸蟲英雄のフィリポとの直接対決に臨む。フィリポは次々と死体から“蟲人間”を生み出し、オガ朗に放つ。さらにフィリポは、災害指定個体となるほどの攻撃力を持つ“大鎧百足”でオガ朗を攻撃してくる。

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パラベラムを結成したオガ朗は、エルフ族からの依頼を受けて人間たち王国軍を撃退に向かう。全力で敵に挑んだパラベラムの面々は、目標としていた4人を生け捕りにするだけでなく、兵士たちを完膚なきまでに倒す。捕らえた女騎士や女剣士たちに隷属化の効果を施してうそや隠し事も出来ない状態にし、オガ朗は来たる主力部隊の情報を得る。そして、再びパラベラムは帝国軍と相対することになる。

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コボルドが仲間に加わったゴブ朗たちは、エルフのみこを狙っていた人間兵を確保する。彼から人間軍の侵攻に関する情報を引き出し、エルフのみこを里へ返す。帰宅した翌日、ゴブ美たち数名が新たな種へと進化を果たす。そしてゴブ爺は、ゴブ朗にはオガ朗、ゴブ吉にはオガ吉と、皆へ新たな名前を付ける。そんな中、オガ朗はコボルドとエルフも交え、人間との戦闘に向けた訓練を始める。

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ゴブ朗たちの洞窟へ、エルフ族の使者がやってくる。秘宝を狙った冒険者の手をはねのけるべく力を貸してほしいと上から目線で言ってくるが、ゴブ朗たちにとっては何のうまみもないものだった。一度は追い返すものの、数日後にまたエルフ族がやってくる。そんな中、ついにゴブ吉もレベルを上げてオーガへと進化。それに触発されたのか、ゴブ治やホブ星も次々にランクアップしていき、さらには赤髪ショートも腕を上げていく。

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レッドベアーを倒したことで、ゴブ朗はオーガへと進化。そんなゴブ郎に対して、捕らえられた冒険者の女の子・赤髪ショートをはじめ、女性たちが好意を寄せ始める。一方、精霊石の採取を任されたゴブ江は、全身血まみれになったカーバンクルのリターナを洞窟に連れ帰ってくる。彼女は額にある赤い宝石を狙った人間によって襲われていたと言い、ゴブ朗たちに彼らの撃退を依頼。カーバンクルが守ってきた宝物をもらえるとあって、一同は沸き立つ。

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ランクアップしたゴブ朗は、ゴブリンからホブゴブリンへと進化する。他の同世代のゴブリンたちのコーチ役を引き受け、訓練を始めていると、出稼ぎに行っていた親世代のゴブリンたちが洞窟へと戻って来る。彼らは繁殖用に人間の女を捕えてきたが、ゴブ朗にとってそれは受け入れがたい行為だった。そこでゴブ朗は自らに人間の処遇を任せてほしいと頼む。しかし、生まれたてのゴブ朗に言われたとあって、親世代も腹を立てる。そして、親世代対新世代の決闘が始まる。

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ある日ナイフで刺されて殺されてしまった伴杭彼方は、異世界に住まうゴブリンの赤ん坊に転生し、ゴブ朗と名付けられる。ゴブ朗は、一緒に生まれた赤ん坊の中でも体格の良いゴブ吉と一緒に狩りを開始。分担しながら獲物を仕留めていく中で、ゴブ朗の脳内にあるメッセージが流れる。ゴブ美も仲間に加え、次々と敵を撃破していくゴブ朗は、得た獲物を食べることで新たなスキルを獲得していく。

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