魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?のあらすじ
エルフの少女ネフィを、自身の城に連れ帰ってから一夜が明ける。朝食としてザガンから手渡された干し肉を見て、ネフィは料理を作ることを申し出る。一目ぼれした少女の手料理が食べられることを喜んだザガンは、早速街へ買い物に出掛けようとするが、全財産をはたいてネフィを落札したため街へ向かう馬車に乗る金もなかった。仕方なく、歩いて街へ向かっている最中、野盗に襲われている馬車を見つける。
ザガンは悪の魔術師として人々に恐れられていた。悪友のバルバロスに誘われて参加した闇のオークション会場で、ザガンは魔王の遺品として出品された白い髪のエルフの少女ネフィと運命的な出会いを果たす。全財産をはたいてネフィを自身の城へ連れ帰るが、これまで人付き合いをすることのなかった口下手なザガンは、ネフィにどう接していいか分からずにいた。まともな会話もできず、うろたえるばかりだった。