ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかV 豊穣の女神篇のあらすじ一覧
迷宮都市(オラリオ)史上最大の戦争遊戯(ウォーゲーム)“神探し(ハイド・アンド・シーク)”の幕が切って落とされる。派閥連合の全ての神が持つ花を奪われる前に、フレイヤを見つけ、彼女が持つ花を奪うこと。それが唯一の勝利条件だった。一柱の女神を隠し、精鋭たちが神々を見つけ狩っていく。そんな常套手段を無視するかのごとく“フレイヤ・ファミリア”指揮を務めるヘディンが取ったのは、残酷なまでの策だった。小細工など粉砕する、都市最強の派閥が動き出す。
ヘスティアの権能によりフレイヤのもくろみはついえたが、フレイヤはヘスティアにベルを賭けた戦争遊戯(ウォーゲーム)を提言する。そこに“フレイヤ・ファミリア”の存続、フレイヤ自身の天界送還すら賭けてもいいという。かくして“ヘスティア・ファミリア”をはじめとする有志派閥による派閥連合と、“フレイヤ・ファミリア”との戦争遊戯が決まる。しかし、“ロキ・ファミリア”は不参加、そしてアイズの協力も得られないことがヘスティアに告げられる。
ミアの励まし、そしてアイズの言葉により、ベル・クラネルは自身が“ヘスティア・ファミリア”であることに確信を持つ。だが、ねじ曲がった世界で監視も厳しいベルに打てる手はない。そんな中、“フレイヤ・ファミリア”の本拠地“戦いの野(フォールクヴァング)”に捕らえられていたリューが脱出を図り、騒動が勃発する。それに乗じ、監視の目から逃れたベルは、最初にシルの手紙を持ってきた人物、ヘルンに遭遇する。
ベルを手中に収めるため、フレイヤはあらゆる手を尽くし、不穏分子をことごとくつぶし続ける。その範囲は“シルのお気に入り”であったはずのアーニャやリューにまで広がっていた。その一方でベル・クラネルは、どれほど傷つき、どれほど愛に絡め取られても憧憬を捨てることができず、心折れ陥落しきることもない。そんなベルの様子に女神フレイヤや、その幹部たちが焦りを感じ始めた頃、都市に戻ったアスフィと、ヘスティアがついに再会する。
ベルは、“フレイヤ・ファミリア”の眷族としての過酷な鍛錬と、優しき美の女神からの寵愛の日々を送り、次第になじみつつあった。だが、ベル以外の“世界がねじ曲がる”以前の記憶のある者たちは、現状を黙って見過ごしているわけではなかった。ヘスティアはフレイヤの魅了の権能を弾いたであろうウラノスに接触する。辛くも都市から逃れ、フレイヤの魅了による記憶改ざんを避けることができたアスフィとリューもまた、行動を開始する。
他ならぬ女神フレイヤの魅了の権能によって、迷宮都市は“ねじ曲げられた”。都市の人々は“ヘスティア・ファミリア”のベル・クラネルを忘れ、覚えているのは“フレイヤ・ファミリア”のベル・クラネルのことだけだった。以前の記憶を残しているのはベルとフレイヤ、彼女の幹部たち、そして都市の創設神・ウラノスと、フレイヤとの約定により真実を言い出せないヘスティアのみだった。フレイヤの目的はベルの精神的な籠絡であり、女神のもくろみは完遂に向け進んでいく。
女神祭当日、そしてシルとのデート本番。「私をさらってください」という一言で、二人のデートは逃走劇に一転する。ヘスティア、アイズ、豊穣の女主人の店員、そしてどういう訳か“フレイヤ・ファミリア”の眷族たちが二人を追う。なんとか追手の追跡を逃れ、ベルとシルは“聖フルランド大精堂”にたどり着く。そこは古代の英雄譚“水と光のフルランド”ゆかりの場所だった。英雄と精霊の悲恋の物語が紡がれた地で、二人はデートを再開する。
ベルはシルからの恋文で女神祭デートに誘われる。常日頃とは異なる雰囲気に戸惑っていたところを“フレイヤ・ファミリア”の幹部、ヘディン・セルランドに拉致されてしまう。ヘディンの目的は“シルを喜ばせる”ために、ベルの対女性能力(モテ力)を引き上げることだった。訳が分からないまま、ベルは過酷な特訓へと引き込まれてしまう。一方、豊穣の女主人では、シルとベルのデートが気になって仕方ないリューが、己の取るべき行動に葛藤していた。
























