ユーミンストーリーズのあらすじ一覧
自宅で父の介護をする仙川(篠原ゆき子)は、昔、母が家出した日に母からの呼びかけに応じなかったことを思い出す。苦い感情を押し殺しながらシフトに入る仙川だが、そんな気持ちを知らない朋己(麻生久美子)は、前田(クリスタル ケイ)、定岡(浅田美代子)、みつき(伊東蒼)との事前の作戦通りに店内放送で「冬の終り」をかける。
店内放送を担当する正社員・前田(クリスタル ケイ)から、カセットなら店内放送で流せると教えてもらった朋己(麻生久美子)。さらに、定岡(浅田美代子)の家に息子が置いていったユーミンのカセットがたくさんあると聞いた朋己は、急きょ勤務後にみつき(伊東蒼)と定岡の家に行き、3人で「冬の終り」のカセットを探す。
店内の有線放送でユーミンの「冬の終り」が流れた時だけ話をし始めた仙川(篠原ゆき子)。気まずい時間を乗り切る方法を見つけた朋己(麻生久美子)は有線放送に「冬の終り」のリクエストをするが、なかなか曲が流れない。そこで朋己はあることを思いつき、タイムセールなどの店内放送を行う鮮魚コーナーを訪ねる。
スーパーのフードコートにパートとして務める藤田朋己(麻生久美子)は、新しく入ったパートの仙川真帆(篠原ゆき子)と一緒のシフトに入るものの、全く話ができず気まずい思いを募らせていた。ある日、再び仙川と同じシフトに入った朋己が気まずい時間に耐えかねた時、店内の有線放送からユーミンの「冬の終り」が流れる。