明治撃剣−1874−のあらすじ
平松と守屋組の隠れ家に狂死郎達が現れて、後藤や平松の刺客と大乱戦が巻き起こる。静馬も牧野の手引きでそこに乗り込み狂死郎とまみえるが、意外な形で小山内の本当の仇を知る事に。平松の陰謀は大久保や川路も知るところとなったが、平松には政府の裏をかく秘策があった。調査を続けていたせんりは、その全貌を掴み藤田にも教える。澄江と再会出来た事を静馬から聞いた琴は、彼の澄江への真摯な想いを感じ剣を渡すと、国へと帰っていった。その夜ポリスは平松と守屋組を急襲。計ったように狂死郎も幻丞とダリオを連れて現れた!
平松と守屋組の隠れ家に狂死郎達が現れて、後藤や平松の刺客と大乱戦が巻き起こる。静馬も牧野の手引きでそこに乗り込み狂死郎とまみえるが、意外な形で小山内の本当の仇を知る事に。平松の陰謀は大久保や川路も知るところとなったが、平松には政府の裏をかく秘策があった。調査を続けていたせんりは、その全貌を掴み藤田にも教える。澄江と再会出来た事を静馬から聞いた琴は、彼の澄江への真摯な想いを感じ剣を渡すと、国へと帰っていった。その夜ポリスは平松と守屋組を急襲。計ったように狂死郎も幻丞とダリオを連れて現れた!
亀治郎から澄江が見つかったと聞いた静馬だったが、澄江こと雛鶴は大久保利通暗殺を果たすため、競馬場へ向かった後だった。だが静馬が間に合い暗殺は未然に防がれた。一瞬目が合う二人だったが、雛鶴は仲間の皆川の手引きでその場を脱出。静馬は暗殺犯が女という以上の事はポリスには話さなかったが、彼の心情を察した琴には真実を伝えた。前後して東京で月が消えて木彫りの鯛が降ってくる怪現象が起こっていた。平松の黄金を意味すると思われる「エルドラド」を単身追っていたせんりは、パークスからこの怪事件の調査を依頼される。
狂死郎の思惑通り御前こと平松武兵衛を引きずり出すことに成功したが、平松は狂死郎の正体を察し罠を仕掛けていた。窮地の狂死郎を救ったのは藤田だった。狂死郎は藤田を仲間に引き入れる。そして平松への憎しみのわけを、今の仲間との出会いを語って聞かせた。その頃小山内の仇と狂死郎を追う静馬だったが、小山内の死因には疑問があると緑川巡査は言う。一方雛鶴は小梅から、死んだと思っていた許嫁が生きていると聞く。雛鶴こそ澄江だったのだ。死病で余命僅かの彼女は、静馬への想いを断ちきり暗殺者としての目的完遂を心に決める。
琴との試合をした静馬は、その剣筋から彼女が辻斬り犯ではないと確信。正直に自分の身分を打ち明けた。辻斬り犯はもう一人の二刀流の使い手、狂死郎なのか?その狂死郎に小山内が斬殺された。静馬は怒りにまかせて試合に臨む狂死郎へと斬りかかるが、逆に深手を負わされてしまった。静馬を看病してくれたのは琴で、彼女は静馬が気に入ったようだった。撃剱会自体は盛況に終わり、龍三の狂死郎への信頼は増す。守屋組の若頭である後藤はそれが気に食わなかった。そんな折、狂死郎の工作が功を奏しついに守屋組と藤島の抗争が勃発する!