エルフさんは痩せられない。のあらすじ
【最終回】直江の優しさが絵留札を駄目にしている、自分のやり方で痩せさせるという大江田は、直江に絵留札から手を引くよう迫る。過酷な食事制限と鍛錬を絵留札に課す大江田を見て直江は、健康を損なうような厳しいダイエット方法に不安を覚えていた。限界を迎え動けなくなってしまう絵留札に、大江田はなおもトレーニングを続行させようとする。その様子を見ていた直江はついに意を決して大江田の前に立ちはだかる。
絵留札は買ったばかりのポテトを頼加に奪われてしまう。逃げる頼加を必死に追い掛ける絵留札だったが、頼加がポテトを盗んだ目的を知る。一方、直江は育てているバラの元気がなくなり、草花田に相談に行く。草花田は魔力でバラを癒やしてくれる。だが、魔力を使うと眠くなるという草花田に、礼にと直江はコーヒーをプレゼントする。おいしいと喜んで飲む草花田だったが、だんだん様子がおかしくなる。
黒枝は、黒魔術で作った怪しい薬を絵留札に飲ませて実験しようと企む。そこで黒枝は、絵留札の住む直江の部屋に薬を入れたペットボトルを持ち込む。だが、先に帰ってきた直江が薬を誤って飲んでしまう。黒枝は痩せ薬のつもりだったが、飲んだ直江は幼い子供の姿になってしまう。そこで、自分が犯人だと気づかれないうちに、薬を回収して何とか直江を元に戻そうとする黒枝だったが、直江に料理を教わる約束をしていた男鹿がやってきてしまう。
異世界人たちの体重がなかなか減らないことに悩む直江は、一行を連れてホットヨガスタジオを訪れる。サウナと勘違いして裸になる男鹿や、けんかを始める絵留札と黒枝たちをなんとかなだめながら、直江はヨガのレッスンを進めていく。一生懸命ヨガのポーズに取り組む一同とは裏腹に、窓の外から中の様子を伺う佐手呂はヨガのポーズを直江に見せる一同の姿や、直江がみんなに掛ける言葉を誤解してしまう。