エルフさんは痩せられない。のあらすじ一覧
【最終回】直江の優しさが絵留札を駄目にしている、自分のやり方で痩せさせるという大江田は、直江に絵留札から手を引くよう迫る。過酷な食事制限と鍛錬を絵留札に課す大江田を見て直江は、健康を損なうような厳しいダイエット方法に不安を覚えていた。限界を迎え動けなくなってしまう絵留札に、大江田はなおもトレーニングを続行させようとする。その様子を見ていた直江はついに意を決して大江田の前に立ちはだかる。
黒枝は、黒魔術で作った怪しい薬を絵留札に飲ませて実験しようと企む。そこで黒枝は、絵留札の住む直江の部屋に薬を入れたペットボトルを持ち込む。だが、先に帰ってきた直江が薬を誤って飲んでしまう。黒枝は痩せ薬のつもりだったが、飲んだ直江は幼い子供の姿になってしまう。そこで、自分が犯人だと気づかれないうちに、薬を回収して何とか直江を元に戻そうとする黒枝だったが、直江に料理を教わる約束をしていた男鹿がやってきてしまう。
ランニングに励む絵留札と直江は、丸々と太った野良犬を見つける。イヌ好きの直江になでまわされたイヌの正体は、ライカンスロープ(オオカミ人間)の頼加だった。頼加は近隣住人に餌をもらいすぎ、すっかり太ってしまっていた。その後、プールにやって来た直江たちは、泳ぎに来ていた猪野院長に見た目がそっくりなオークの奥と出会う。奥はオークでも痩せられるという秘術・ダイエットを求めてこちらの世界に来たという。
直江と絵留札は、「鬼が出る」といううわさのサウナを訪れる。そこにいたのはオーガの男鹿だった。男鹿は酒の飲みすぎで腹が出てきたことを気にしてサウナに入り浸っていた。その後、絵留札と鮮魚店にきた直江は、またしても異世界人に出会う。店員の米路は人魚のメロウで、人魚の姿で泳ぐ機会がないため、すっかりたるんでしまった二の腕に悩んでいるという。そこで直江は彼女の二の腕のたるみ解消に協力すると申し出る。
体型の悩みを抱える異世界人は、絵留札だけではなかった。直江が訪れたコンビニの店員はダークエルフの黒枝だった。黒枝は下半身太りのせいで魔力を高める衣装が着られなくなり困っていた。直江はそんな彼女のむくみ解消の手助けをすることに。さらに、頭に大きな花をつけた生花店のオーナー・草花田は、人型の植物アルラウネだった。直江は、育ちすぎてしまった花のせいで肩凝りに苦しむ彼女を助けるために対策を考える。























