ひみつのアイプリのあらすじ一覧
第2回アイプリグランプリの途中、ひまりはみつきからデュオ解散を言い渡されてしまう。二人がけんかしたことを知ったつむぎは、仲直りをさせようとみつきの元に向かう。みつきは「ひまりは自分勝手でついていけないことがある」と語るが、ちゃんと向き合い謝ろうと決意する。そしてつむぎは、みつきの思いを伝えにひまりに会いに行く。だが、仲直りさせるつもりが、みつきが「ひまりは自分勝手」と言っていたことだけを伝えてしまう。そのせいで、ひまりとみつきの仲が余計悪くなってしまう。
スターアイプリのルビー=ラズリから、第2回アイプリグランプリが開かれることが宣言される。ひまりとみつきはデュオで出場し、優勝することを誓う。そのために二人は猛特訓に励んでいたが、ある日、ひまりは寝坊をしてしまう。特訓の計画を立てていたみつきは、台無しになってしまったことに怒りを感じる。さらに悪気がなく、謝ってくれないひまりに、とうとうみつきは怒ってしまう。ひまりは「そんなに怒んなくてもいいのに!」と言い返し、グランプリを前に二人はけんかをしてしまう。
ルビー=ラズリのライブを見てすっかり自信をなくし、ひまりは10日以上アイプリバースに姿を見せていなかった。そんな時、ひまりはプリうさのムギちゃんから、声を掛けられた気がする。ひまりはそのまま夢の世界に入っていくと、そこにはつむぎがいた。笑顔を忘れていると、ひまりはつむぎから教えられる。だが、ひまりは、自分がどうやって笑っていたのかも分からなくなってしまう。それを知ったみつきは、ひなたと八雲に相談する。ひまりの笑顔を取り戻すため、ひなたにひまりの過去を聞く。
スターアイプリのルビー=ラズリが、第1回アイプリグランプリでもらったローズグランプリコーデを着てライブをすると言う。ひまりとみつきは、それをとても楽しみにしている。しかしルビー=ラズリのメンバーであるタマキは、ひとり不安を抱えていた。そして、いよいよライブ当日。サクラとタマキは張り切ってアイプリバースインする。だがステージには行けず、ライブは中止に。二人は、ローズグランプリコーデから「今のままでは、私を着ることはできない」と言われてしまう。
もうすぐ期末テストとあって、ひまりとみつきは一生懸命勉強に打ち込む。その頃、アイプリバースではMCアイムゥをはじめ、たくさんのアイムゥが話していた。メンテナンスから戻ったひまりのアイムゥは、これまで、ひまりにどんなことがあったのか聞かれ、アイプリデビューからみつきとのすれちがい、つむぎとの出会い、ルビー=ラズリとの対戦。そして、ヴィクトリア学園長先生によるアイプリの禁止やひまりとみつきのデュオなどの思い出が浮かぶ。アイムゥたちはひまりが経験した、数々のアイプリの思い出を振り返っていく。
アイプリたちがネコちゃんコーデを着て歌う“ニャンニャンフェスティバル”。その当日、ミーちゃんねるでは本物のネコを探してほしいと、飼い主からコメントが届いていた。そこで、ひまりとみつきはネコ探しを始める。すると、私立パラダイス学園初等部のゆうまが、なにやらコソコソしているのを発見する。ゆうまは、学園に迷い込んできたネコをこっそりと飼っていたらしい。しかしそのネコが、ミーちゃんねるで言っていたネコだとゆうまは知る。
アイプリグラムでは、アイプリ・ひまりとみつきが描かれたかわいい絵が話題になっていた。ひまりとみつきのクラスでも、その絵を描いた“葛飾ユコサイ”について、みんなで盛り上がっていた。そんな中、ひまりはクラスメートの花園結心と一緒にクラス新聞を作る係に選ばれる。結心と友達になりたいひまりだが、結心はとても人見知りで、なかなか仲良くなれない。だが、ある時、ひまりは結心が描いた絵を偶然見てしまう。あの葛飾ユコサイの正体は、結心だった。
ヴィクトリア学園長先生によって、パラダイス学園の生徒は全員アイプリを禁止にされてしまう。消灯時間を過ぎたのにアイプリの配信をしたひまりは、自分のせいだと落ち込んでいた。そんな中、生徒会長のサクラは、禁止を解いてもらおうとヴィクトリアの元へと向かう。ヴィクトリアは、アイプリの素晴らしさをアピールできたら、アイプリを許してくれると言う。そこでサクラは、ひまりとみつきに伝え、二人でデュオを組んで、素晴らしいライブを見せつけてほしいと依頼する。
超人気のスーパーデュオ・ルビー=ラズリとアイスマイリン。この2組から重大発表が出される。その内容は、歌とパフォーマンスで競い合うアイプリの大会「第1回アイプリグランプリ」を開くというものだった。ひまりとみつきは、ソロで出ることを決意する。その頃、生徒会長・一条寺サクラはトレーニングに励んでいた。彼女こそ、ルビー=ラズリのサクラだった。サクラは同じく生徒会副会長の二階堂タマキと組んでいるルビー=ラズリで優勝を狙っていた。しかしタマキは、サクラの本当の目的が優勝ではなく、他にあることに気付いていた。
ひまりたちが生活する白いユリの花がモチーフのウエスト・リリィ寮。それともう一つ、赤いバラの花がモチーフのイースト・ローズ寮。この二つが競い合う1年に一度の寮対抗戦“スクールクリーニングマッチ”が開催される。どちらがよりたくさん掃除できるか、その得点で競い合う。寮生たちは工夫したり、秘密のアイテムを使ったり、それぞれ掃除をしていく。だが、生徒会・会計アイリの掃除マシンと、体育教師・松岡ねっぱ先生が激突し、ねっぱが担いでいたたくさんのヒヨコが逃げてしまう。
ひまりは、アイプリとして強烈なデビューを果たす。だが小さい頃に、「一緒にデビューしよう」と交わしたみつきとの約束を破ってしまったことに気づく。一方のみつきも、先に“ミーちゃん”としてアイプリデビューし、ひまりとの約束を破っていたことに心を痛めていた。みつきに素直に謝りたいと思っていたひまりだったが、しかし、それは誰にも言ってはいけない“ひみつ”だと、ひまりをプロデュースする生徒会から注意されてしまう。そんな中、みつきもまた、ひまりと同じように言い出せないでいた。そして、“ひみつ”を抱えた二人の間は、次第にギクシャクしていってしまう。
青空ひまりは、親友の星川みつきと一緒に私立パラダイス学園に入学する。ひまりの夢は、友達を1万人作ること。“ミーちゃん”みたいな歌って踊るアイドルプリンセス、“アイプリ”に憧れているが、人見知りで緊張しやすいひまりには、少し難しそうだった。そんなひまりが、入学式で生徒代表のあいさつをすることに。ひまりはみつきの秘密のおまじないのおかげで、なんとかやり切る。くたくたになって寮に帰る途中、生徒会室で不思議な扉を発見する。その先にあったのは、アイプリたちが歌って踊る場所・アイプリバースだった。