ラブライブ!スーパースター!! 3期のあらすじ一覧
かのんは入学手続きを済ませるため、一人でウィーン国立音楽学校を訪れることに。可可・千砂都・すみれ・恋もまた卒業後の進路を決め、それぞれの未来へと歩み始める。一方できな子・四季・メイ・夏美たちは、先輩から託されたラブライブ!決勝での歌づくりに奮闘していた。少しずつ確実に、結ヶ丘は1期生の卒業に向けて変化していく。前人未到の二連覇を懸けた、Liella!最後のラブライブ!が始まる。
地区予選を突破したLiella!は、次の東京大会に向けて準備を進めていた。曲作りのさなか、きな子はかのんから作詞に推薦される。2期生・3期生にもっと前に出て輝いてほしい、そんな1期生たちの思いを受け取り、作詞を引き受けたきな子だったが、大会へのプレッシャーから思い悩んでしまう。同じ頃、恋もまた、生徒会長の後継者選びに頭を抱えていた。恋を心配したきな子は、恋の後継者探しを手伝うことに。
ついにLiella!が一つになる。11人での練習が始まったものの、マルガレーテは他のメンバーとなじめずにいた。みんなでライブを作っていく中で仲良くなってもらおうと考えたかのんは、マルガレーテに次のライブのフォーメーションを考えてもらうようお願いする。しかしかのんの思惑などいざ知らず、マルガレーテは冷静に、客観的にメンバーを評価してゆく。中でもきな子と夏美には厳しい評価が下ってしまう。
Liella!とトマカノーテは、「負けた側は勝った側の願いを一つ聞くこと」という約束を互いに交わし、学園祭でのライブで雌雄を決することに。決戦で披露する歌をつくるため、選ばれたメイ・夏美・冬毬・マルガレーテだったが、意見はなかなかまとまらない。四季の分析によれば、その原因は鬼塚姉妹の不仲にあるようだった。冬毬との関係を修復するため、夏美は覚悟を決める。思いが交差する中、決戦の時は刻一刻と迫っていた。
Liella!とトマカノーテは上海での合同ライブを成功させる。ライブを経てトマカノーテとの団結を望むLiella!メンバーに対し、マルガレーテはあくまでもLiella!に勝つことにこだわる。冬毬もまた、Liella!とのなれ合いには否定的だった。しかし結ヶ丘からラブライブ!にエントリー出来るのは1チームのみ。決戦か、団結か、選択を迫られたかのんの取った行動は、トマカノーテでのお泊り会だった。
可可は勉強を頑張り、テストで良い点を取ることが全てだと思っていた。優しい家庭に恵まれた可可にとって、それが一番の親孝行だと思っていた。中学生だったあの日、スクールアイドルに出会うまでは。そんな中、Liella!は可可の姉・萌萌の計らいで上海音楽フェスに出場することに。一方で可可はスクールアイドルを高校で終わりにして、大学へ進学する決意を固めていた。だが、かのんは可可が本心では納得していないことに気づいていた。
1学期が終わり、結ヶ丘は夏休みが始まろうとしていた。1期生に卒業の足音が少しずつ近づく中、可可はかのんに進路の相談をしていた。このまま歌を続けるか、歌をやめて大学へ進学するか、可可は思い悩んでいた。そんな中、夏休みを迎えたかのんの元に謎のエアメールが届き、中に入っていたのは上海への航空券だった。帰省した可可に何かあったと考えたかのんたちは、真相を確かめるべく上海へと飛び立つ。
Liella!とトマカノーテ、結ヶ丘では、二つのグループの行く末に注目が集まり始めていた。そんなある日の練習のさなか、両グループは偶然鉢合わせる。互いの思いをぶつけ合う中で突然、夏美と冬毬がどこかへ走り去ってしまう。鬼塚姉妹を追い掛けてかのんたちがたどり着いたのは牛久の鬼塚家だった。そこで夏美の口から、夢を諦め続けた夏美自身の過去と、それを支え続けた冬毬の過去の話が語られる。
トマカノーテのリモートライブに刺激を受け、Liella!は負けるわけにはいかないと気合いを入れる。Liella!の新しい可能性を見せるため、部長の千砂都は次のセンターに四季を推薦する。センターとは何か、なぜ自分がセンターなのか、四季は思考を巡らせる。しかし、センターの予行練習のさなか四季が倒れ、保健室に運ばれてしまう。四季のセンターを諦めかけていたLiella!だったが、千砂都には考えがあった。
夏美の妹・鬼塚冬毬を加え、新スクールアイドル部は3人での活動を開始する。冷静沈着でダンスも完璧、けれどつかみどころのない冬毬に、かのんとマルガレーテは振り回される。初舞台としてリモートライブへの参加は決まったものの、スクールアイドルをやる目的もスタンスも違う3人はちぐはぐだった。そんな中、かのんは3人で曲を作ろうと提案する。それぞれが異なる思いを秘めた3人ユニット“トマカノーテ”の歌が始まる。
かのんは突然の留学中止を告げられる。学校では残されたLiella!メンバーたちが、抜けたかのんの分まで頑張ろうと練習を続けていた。一方で結ヶ丘の生徒になったマルガレーテは、Liella!に対抗して“新スクールアイドル部”を設立する。しかし部員が集まらないマルガレーテに、かのんはかつての自分を重ねていた。一度別れを告げたLiella!に戻るべきか、思い悩んだかのんは“ある選択”をする。





















