95のあらすじ
牧野(三浦貴大)は秋久(高橋海人)の前に銃を置くが、受け取らない秋久に銃口を向ける。思わず縮こまる秋久を牧野はさらに気に入り、行きつけの料亭に連れていく。渋谷を変えるために“お前と手を組みたい”と語る牧野が、出会った頃の翔(中川大志)と重なる秋久。そして秋久は、セイラ(松本穂香)を守るために牧野にある勝負を持ちかける。
牧野(三浦貴大)に絡まれていたセイラ(松本穂香)を翔(中川大志)が救い出し、手を引きながら走り出す。翔はセイラのために牧野を潰す覚悟を決めるも、セイラと向き合おうとしない。一方、秋久(高橋海人)は、セイラの気持ちに気づきつつも応えない翔を許せず、ぶつかってしまう。殴り合いの末、翔はセイラの過去を語り始める。
中学時代に通っていた中国拳法に再入門した秋久(高橋海人)は、ある日、学校でセイラ(松本穂香)とばったり会ってしまう。気まずい空気が流れるも、翔(中川大志)が襲われた原因は自分にあると告白するセイラ。秋久は翔を問いただすものの、誤魔化すだけで肝心なことは何も話さない翔に対して、思わずキレて飛び出してしまう。
秋久(高橋海人)はセイラ(松本穂香)との一夜に後悔を抱きながらも、もう一度“みんなで”花火を見ることを約束する。渋谷で花火を打ち上げるという秋久の提案は翔(中川大志)らにすぐ受け入れられ、早速、スポンサー集めなどに奔走するが、夏に間に合うはずもなく夏休み最終日になる。そんな中、翔が何者かに襲われてしまう。