ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思いますのあらすじ一覧
受付嬢の新人研修が開かれることに。そこには人知を超えた事務能力を持つ、伝説のカリスマ受付嬢ロゼッタ・ルーベリーが講師として参加することをアリナは知る。ロゼッタから仕事の秘けつを教われば、未来永劫、残業がなくなると考えたアリナは、困難を乗り越えて研修に参加する。そこには講師として呼ばれた“白銀の剣”の面々もいるが、集まった受付嬢たちにちやほやされるジェイドを見て、なぜかアリナは面白くない感情が沸き起こる。
魔神の復活をもくろんだハイツの策略で、“永久(とこしえ)の森”の裏クエストにおびき出されたアリナと“白銀の剣”は、ヴィエナとフィエナ、“ふたりで一つ”の魔神と相対する。“神域(ディア)スキル”である“巨神の死矢(ディア・モーテ)”による魔神の奇妙な連携攻撃に苦しめられながらも、アリナとジェイドはなんとか応戦し続ける。しかし追い詰められた魔神は融合し、さらに凶悪な魔神・ヴィルフィナへと姿を変える。
「“神域(ディア)スキル”が手に入る遺物(レリック)がある」というデマがまことしやかに広まり、冒険者たちが殺到したことで、イフール・カウンターは大混雑する。無駄に仕事を増やされた怒りに震えるアリナは、デマの出どころを探りに向かう“白銀の剣”に同行することに。狙い通り、デマを吹聴する悪質な冒険者たちが、初心者パーティーに擬装した“白銀の剣”に声を掛けてくる。その冒険者の中にはルルリの過去を知る人物がいた。
もうすぐイフールでは年に一度、町全体が大々的に盛り上がる「百年祭」が開催される。とても楽しみにしているアリナだが、参加するためには大きな課題があった。その課題とは、百年祭の開催期間、増額されたクエストのクリア報酬を目当てに押し寄せる冒険者たちへの対応で受付嬢は忙殺されてしまうというものだった。百年祭を楽しむためにも、なんとしても効率よく仕事を回そうと意気込むアリナだったが、百年祭前にも関かかわらず突如イフール・カウンターが大混雑し始める。
クレイゴーレムの一件をきっかけに、ジェイドに続いて、ギルドマスターであるグレンにも、アリナが“処刑人”であることがバレてしまう。受付嬢でいられるのもここまでかと思いきや、アリナはグレンから、自分の将来を懸けた勝負を提案される。グレンと戦い、負けたら“白銀の剣”に入り、勝ったらギルドは“処刑人”探しから手を引き、アリナの受付嬢としての立場も守るという。そして、ギルド本部の訓練場を舞台に勝負が行われる。
ギルドの精鋭パーティー“白銀の剣”のリーダーであるジェイドに、アリナが“処刑人”だとバレてしまう。ウォーハンマーを出現させる“神域(ディア)スキル”がアリナに目覚めたのは、2年前だった。それ以来、受付嬢としての安定した立場を守るため、ギルドの追跡から必死で正体を隠してきた。それにも関わらず何度断ってもしつこく“白銀の剣”に勧誘してくるジェイドに、アリナはうんざりする。そんなとき、ある冒険者がアリナたちを逆恨みし、巨大なクレイゴーレムを操って街で暴れ始める。


























