Sランクモンスターの《ベヒーモス》だけど、猫と間違われてエルフ娘の騎士(ペット)として暮らしてますのあらすじ
【最終回】世界の命運を懸けたヴァサーゴとの決戦が始まる。タマ、アリア、ヴァルカン、ステラ、リリ、フェリたちは、押し寄せる無数のモンスターたちと懸命に戦い、抗う。劣勢を悟ったヴァサーゴは、奥の手として巨大な“Sランク”モンスター・ニーズヘッグを召喚する。ヴァサーゴとニーズヘッグはアリーシャの結界を破り、空からルミルスへの侵入を試みる。そこでタマは“ベヒーモス第三形態”となり、アリアと共にそれを迎え撃つ。
魔界へ姿を消したヴァサーゴの次なる狙いは、アリアの故郷・ルミルスにある「賢者ノ石」だった。アリアは、今度は自分がみんなを守るため、故郷に帰還する。タマ、ヴァルカン、ステラ、リリ、フェリだけでなく、アナやセドリック隊の騎士たち、ジュリウスやアリーシャもルミルスに集結する。そして、ルミルスの人々も部隊を結成し、戦いの準備を進めていく。その中には、何とアリアの母・レオナの姿もあった。
リューインの迷宮に四魔族が復活したと知ったアリアたちは、ジュリウスやセドリック隊の騎士たちと共に最下層に駆け付ける。そこで待ち受けていたのは、四魔族のヴァサーゴだった。ヴァサーゴはランク不明の超強力なモンスター“サイクロプス”と“オルトロス”を召喚し、アリアたちを追い詰めていく。かつての戦いで衰えたジュリウスも倒れ、大ピンチの状況で、タマは“ベヒーモス第三形態”への進化を決断する。
タマとアリアたちは皇帝に招かれ、帝都クラリアルにやってくる。そこで待っていたのは、伝説の英雄である第一皇子ジュリウス、聖魔王ベルゼビュートだった。ベルゼビュートは並の冒険者では太刀打ちできない“四魔族”の復活を予言する。ジュリウスは稽古によって新しいスキルを習得し、四魔族討伐に力を貸してほしいと告げる。それぞれが戦いに備える中、アリアの稽古相手に選ばれたのは、彼女がずっと憧れていた“剣聖”だった。
アリアたちはリリ、フェリと共にリューインに帰還する。グラッドストーンの事件を解決した功績を称えられ、アリアはついに一流の証である“Aランク冒険者”となる。アリアはランクアップをきっかけに、みんなで暮らせる新たな拠点に引っ越すことを決意する。ステラは充実したキッチンを、リリとフェリは広い庭を希望する。その頃、タマは新たな姿“ベヒーモス第三形態”への進化が可能になる。
































