ブルーロック VS. U-20 JAPANのあらすじ一覧
試合開始早々、“ブルーロック(青い監獄)”イレブンは潔を中心に果敢に攻撃を仕掛けていく。だが、愛空たちU-20日本代表が誇る“鉄壁カルテット”によって各選手の武器が封じられ、次々と攻撃の芽を摘まれてしまう。そしてボールが冴に渡った瞬間、U-20日本代表の息もつかせぬ“堅守速攻カウンター”が発動する。閃堂をはじめとする鋭い攻撃をディフェンダー陣とゴールキーパーの我牙丸吟の力で必死にしのごうとするが、ボールは再び冴の元にこぼれてしまう。
“ブルーロック(青い監獄)”イレブンとU-20日本代表の試合が行われる前日。糸師冴はオリヴァ・愛空に呼び止められ、閃堂秋人と士道が再びもめたことを知らされる。冴は、「二人の反りが合わないのなら、実力で劣る閃堂を外せば良い」と口にする。一方、愛空は閃堂を外せばチームメートの大半が試合をボイコットすると告げる。それから24時間後、試合開始が近づく中、“ブルーロック(青い監獄)”と U-20日本代表、それぞれのスタメンとベンチ入りメンバーが明らかになる。
適性試験(トライアウト)全試合が終了する。最後まで対立していた凛と士道が殴り合いを起こし、士道は仕置き室へと連れていかれることに。その後、迎えたレギュラー発表の時。絵心は最初に凛をワントップに指名し、今回のチームは彼を中心にした超攻撃特化型フォーメーションだと口にする。その後、適性試験(トライアウト)で結果を残した選手たちの名前が次々と呼ばれていき、残すレギュラーの座は一つになる。
Bチームとの試合後、潔は氷織、七星と健闘を讃え合いながら、試合で得た“反射で思考する”という新たな感覚の再現性を高めるため、考えを巡らせる。同じ頃、凛&士道以外のメンバーを入れ替えたAチームと、雪宮剣優&凪誠士郎が率いるCチームによる適性試験第2試合がスタートする。凪との久々の共闘を前に、玲王は己の成長を証明しようと奮起する。試合序盤、雪宮はTOP6にふさわしい圧倒的なドリブル力を発揮する。そのまま一人でゴールを奪うかに思えたが、放たれたシュートの先には味方の凪がいた。
潔たちAチームは、あと1点で敗北という状況まで追い詰められる。フィールド全体を読んでプレーする凛と、感覚で“最高”を求めてプレーする士道は“共存”できないのかと思われたその時、潔は相性最悪な二人を自身のプレーで連動させることで勝機を見出そうとする。だが、潔は未だに烏のマークを外せず、思うように動けないでいた。そんな彼をチームメートの七星虹郎と氷織羊が救う。潔の動きを読み、連動する七星と氷織のパスセンスによって、新たな攻撃の可能性が広がり始める。
U-20日本代表戦のレギュラーを決める適性試験(トライアウト)は、二人ずつの3チームに分かれたTOP6メンバーと、残りの29人が5人1組を結成し、5人対5人のワンマッチを行うというものだった。糸師凛と士道龍聖が率いるAチームに加入した潔は、二人に対する“主張”と“共存”をテーマに試合へ臨む。試合序盤、潔は凛や士道をサポートしながら自身をアピールする機会をうかがう。だが対戦相手のBチーム、烏旅人の圧倒的なフェイントテクニックと鋭い分析力によって思うようなプレーができず、苦戦を強いられることに。
“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト二次セレクションを終え、高校生フォワードは35人が残る。過酷なサバイバルを乗り越えた彼らは3週間後、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの存続を懸けてU-20日本代表と試合をすることに。絵心は、この負けられないビッグマッチに挑むチームは、総合評価TOP6の選手を中心に形成すると宣言する。TOP6に選ばれなかった残りのフォワードたちは、レギュラーの座を懸けたトライアウトへと挑む。