海に眠るダイヤモンドのあらすじ
いづみ(宮本信子)の家に、DNA鑑定の結果が到着。いづみと玲央(神木隆之介)に血縁関係があるのか明らかになる。1958(昭和33)年、「全日本炭鉱労働組合」の意向に従い、一平(國村隼)ら鉱員は、期末手当の賃上げを求める“部分ストライキ”を行なおうとしていた。しかし、鉄平(神木隆之介)たち鷹羽鉱業側は、鉱山のロックアウトを実施する。
玲央(神木隆之介)といづみ(宮本信子)の間柄にある疑惑が持ち上がる中、いづみは玲央に鉄平(神木・二役)の日記を読むよう勧める。昭和33(1958)年、百合子(土屋太鳳)は相変わらず朝子(杉咲花)に意地悪な態度を取る。鉄平はリナ(池田エライザ)から朝子と百合子の過去を聞かれるが、理由を答えられずにいた。
鉄平(神木隆之介)らは鉱員たちが働きやすい環境を整えるべく奮闘。結果、進平(斎藤工)の助言も役立ち、新たな社宅制度ができることに。そんな中、端島を舞台に製作された映画の続編製作のため、プロデューサーの夏八木(渋川清彦)がやって来る。一方、現代では玲央(神木・2役)がいづみ(宮本信子)の家に転がり込む。
玲央(神木隆之介)の家を訪れたいづみ(宮本信子)は、鉄平(神木・2役)と端島について語り始める。1955(昭和30)年、真水がなく土地が狭い端島では、水問題と鉱員の住居問題が深刻化していた。そんな中、妻を亡くした進平(斎藤工)が広い部屋に住み続けていることに鉱員が反発。鉄平は進平の元へと向かう。
昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ、70年にわたる愛と友情、家族の物語。ホスト・玲央(神木隆之介)は、怪しげな婦人・いづみ(宮本信子)と出会う。客として大金を使ういづみに誘われ、玲央は長崎に向かう。一方、1955年、長崎・端島に生まれた鉄平(神木・2役)は、島外の大学を卒業後、帰島して炭鉱業の会社に就職する。