リィンカーネーションの花弁のあらすじ
偉人の杜に潜り込んでいたスパイであり、五虎将最強の廻り者、ガイウス・J・カエサルと豹変した姿の灰都が重瞳の城へ到着する。灰都と対峙する東耶は理性を失い、変わり果てた灰都の姿に驚がくする。「何を捨ててでも強くなりたかった者の成れの果て」と化した灰都を元に戻すため、項扇羽はM・ダルモンを東耶と共に隠れさせ、M・ノストラダムスとカエサルへ時間を稼ぐよう指示をする。ノストラダムスの才能で灰都からの攻撃を予測し未来を書き換えることで回避するが、カエサルの戦闘力でも拮抗し攻めきれない状況が続く。そんな中、ついにノストラダムスの予言書に“書き換えることができない不可避の未来”が浮かび上がる。
舩坂弘志から才能を受け取った東耶は、一人で重瞳の城に到着する。城では罪人軍のリーダーである項扇羽に加え、M・ダルモン、M・ノストラダムスが待ち構えていた。歴史上最強とされる項扇羽の才能を収集するため、東耶は項扇羽に勝負を挑む。だが、東耶は項扇羽に遊ばれるかのように圧倒される。さらに、自身の才能の本質を見抜かれているにも関わらず、項扇羽から敵意を全く感じず戸惑う。打開策を考え項羽の一挙手一投足に気を配る東耶に、項扇羽は扇寺西耶が「偉人の杜を立ち上げたメンバーであること」「天下最上の廻り者である項扇羽に唯一劣らない廻り者だったこと」という、東耶が知らない兄の姿を聞く。
廻り者となった舩坂弘志は、才能を得ると同時に人間として生きる実感を失いつつあった。偉人の杜に加わり司令役のジョン・V・ノイマンにより各地の戦場へ斡旋され、兵士として蹂躙し活躍することに不満はないが、退屈さや謎の不快感を感じていた。そんな中、罪人軍のハンス・U・ルーデルとの戦闘の中で興奮を覚える。不死を持つ者同士の対話を通して舩坂は自身の望みが「互いがすり減るような本気の戦い」であること、輪廻の枝により才能を得ることで失ったものの大きさを痛感する。誰が為ではなく己が為に、互いの死を本望として、舩坂とルーデルは決着をつけるべく再度死闘を開始する。
舩坂弘志は扇寺東耶をスパイとして疑い銃口を向けるが、「信じるであります」という言葉と共に銃を下す。「自分を二度も庇ってくれた君を疑いたくない」と告げる東耶は、真っすぐに見つめる舩坂に心を動かされ、自身の過去と目的を語り始める。話を聞き、東耶の人間らしさを受け入れた舩坂は東耶を応援することを決め、また2人で戦闘へと踏み出す。 各地で偉人の杜と罪人軍の廻り者たちが戦闘を開始する中、東耶と舩坂が“地”の支城に到着して間もなく、大きな爆発が起こり土埃から“不死鳥”ハンス・U・ルーデルが現れる。






















