リィンカーネーションの花弁のあらすじ
灰都と柳生十兵衛三吉は“輪廻の枝”の制作者であり記憶に残らない超次元的存在であるアラン・スミシーにより、廻り者となる前の記憶を見せられる。記憶を見た灰都は父の死を知って絶望し、灰都の過去の行いを知った十兵衛は激昂する。そして灰都は十兵衛へ自らの首を差し出そうとするが、己の意思に反して謎の黒い影に憑依されてしまう。灰都と十兵衛の死合が始まる中、東耶は状況が分からずぼう然と見守る。灰都は強烈な攻撃を繰り返すものの、その切っ先は全てを見通したかのような十兵衛には届かない。十兵衛は剣士として灰都を堂々と圧倒していたが、ガイウス・J・カエサルから受けた傷が開いてしまう。
灰都が去って東耶と柳生十兵衛三吉が追いかける中、A・アインシュタインらは廻り者全ての心臓ともいえる“輪廻の種”を見つけるため、世界各地で暴れまわる野良の廻り者から情報を集める。そして輪廻の枝を回収すべく、標的となる廻り者を選定していた。一方、パリでは凱旋門を拠点に第一次世界大戦の戦死者の亡霊を墓から呼び出し戦わせるナポレオン・Bをはじめ、海で目撃情報が少なく動きの正確な把握が難しいレイチェル・L・カーソンなど、容易に手を出せない状況が続く。そんな中、項扇羽が残した廻り者集団“浮草”が戦力に加わる。しかし、その中には“その場の誰も正体を知らない”黒スーツを着た謎の人物がいた。
F・ナイチンゲールに支配されたI・ニュートンからの攻撃を受け、A・アインシュタインは右足を負傷し立ち上がれない。そんな中、ニュートンは一時的に正気に戻ることができたが、アインシュタインをさらに傷つけることを危惧し、自らナイチンゲールの元に残る決断をする。ニュートンと別れその場から脱出したアインシュタインは、ナイチンゲールの支配が及んでいない味方を見つけるため、各所に痕跡を残しながら逃亡を図る。そしてアインシュタインは、その意味を理解した東耶との再会に成功する。
全世界の電子機器をハッキングした偉人の杜の司令塔、ジョン・V・ノイマンが、“偉人類計画”を宣言。項扇羽は、「その行動は何者かに操られたもの」だと示唆し、M・ダルモンと共に散る。2人の最期を見届けた東耶と灰都、柳生十兵衛三吉の3人は、特務自衛隊・黒鋭部隊の北束斎と三並南毅に保護され治療を受けることになる。項扇羽の残したデータには、扇寺西耶の死の真相とこれまでの顛末、“輪廻の枝”と“廻り者”の情報が記録されていた。さらに解析を進めるため協力しようとする東耶だったが、拒絶するかのような北束の態度に距離を感じる。





















