雨と君とのあらすじ
【最終回】天気予報でついに梅雨入りが発表され、雨が好きな藤は思わず笑みをこぼす。「なんで雨好き?」と「君」に聞かれた藤は、“素敵な理由”を考えてみることに。考えた末、そもそも好きなものに理由なんているのかという結論に至るが、「君」から「いる」と言われてしまい、もう一度考えてみることにする。藤は公園へ行き、アジサイが近くに咲くベンチに座りネタ帳を取り出すも何も思いつかない。家に戻ってきた藤は、「君」を散歩に誘う。
打ち合わせで藤が1日外出することになり、「君」は1人で留守番をすることに。玄関のドアが閉まり、部屋は一気に静まり返る。「君」は水を飲んだり、おもちゃで遊んだり、藤の部屋をのぞいたりして過ごす。ふと窓の外を見ると、冬の青空を飛行機が軌跡を残しながら飛んでいた。日が暮れ、打ち合わせを終えた藤が帰宅する。「君」が足元へとやってきて、「ふーん…」と寂しそうに鳴き驚く。「君」と出会って以来、初めて聞いた「君」の声に、藤はほほ笑みを浮かべる。



























