キミとアイドルプリキュア♪のあらすじ一覧
ななが「みんなでお出掛けしたい」と言ったのをきっかけに、うたらはひまわり畑に遊びに行くことに。ひまわり畑に向かうバスの中で、ななはザックリーのことを話題にする。ななは、ザックリーとちゃんと話したいとうたらに打ち明ける。ひまわり畑に着いたなならは、一面満開のひまわりの中ではしゃぐうちに畑の主である夏野はなえと出会う。ひまわりを育てるのは大変だけど見る人たちの笑顔を見れば、自分も笑顔になる大好きな仕事と言うはなえの言葉に、ななはザックリーの言葉を思い出す。そんな中、お弁当を食べ終えたななは、一人で散歩に出掛ける。散歩をしているななの前に、以前ななが渡したハンカチを手にしたザックリーが現れる。
早朝、いつもの時間に目を覚ましたプリルンは、喫茶グリッターに向かうために飛び出していき、メロロンもそれを追いかける。田中が喫茶グリッターに到着すると、今日から夏休みに入ったななとこころも店にやって来る。田中が、はなみちタウンにやってきてから何年も夏休みをとっていないことを知ったうたらは、田中に休んでもらうため、自分たちが田中に代わって一日仕事をすると申し出る。うたが喫茶グリッターの手伝い、ななが街のパトロール、こころらがアイドルプリキュア・ズキューンキッス宛てのファンレターやプレゼントの仕分けにとりかかる。一方、突然の休みをもらった田中は、何をしていいのか分からず戸惑ってしまう。
珍しく田中の家に集まったうたらは、田中からあることを頼まれる。それはファンへのプレゼント用にアイドルプリキュアとズキューンキッスのポスターにサインを書いてほしいというものだった。そこでうたとななは、アイドルプリキュアとしてのサインを考えてこなかったことに気付く。唯一、いつか必要になると思っていたこころは、響カイトのものを参考に考えたサインを披露するが、そのとき、カイトの活動再開のニュースが飛び込んでくる。さらにカイトが配信した動画から、喫茶グリッターをよく訪れていると推測したファン、“カイ友”たちが店に押し寄せていると、はもりから連絡が入る。
メロロンのライバル宣言があったものの、プリルンはいつも通り喫茶グリッターに遊びに来てしまう。そこに田中が新たな仕事を持って現れる。仕事の内容は「アイドルプリキュア対ズキューンキッス・ライバル対決」というプリティホリックの宣伝キャンペーンで、「キュートかわいいアイドルプリキュア派」と「クールおとなっぽいズキューンキッス派」のどちらのコスメが好きかを客に選んでもらうというもの。数日後、うたらがプリティホリックを訪れると、店内は「アイドルプリキュア派」と「ズキューンキッス派」のエリアに分かれ、たくさんの客でにぎわっていた。そんな中、メロロンはプリルンを振り向かせようと、うたらに料理対決を挑む。
ピクニックで雨に濡れて風邪で倒れてしまったうたは、プリルンの記憶が戻らないことに落ち込み、思い出の詰まった写真や動画を見て涙を流す。一方、田中の家でプリルンと2人きりの生活を楽しんでいたメロロンは、自分が何かを忘れてしまっていることを知り寂しそうなプリルンの姿を見て、それが何か探し出すことを約束する。翌日、体調が回復したうたは学校に向かう前に田中の家に立ち寄ると、カメラを取り出し、プリルンと写真を撮り始める。「これからまた思い出を作っていこう」と呼びかけるうたの言葉に喜ぶプリルンだったが、そこにザックリーが現れ、プリルンをクラヤミンダーに閉じ込めてしまう。
うたはプリルンが自分のことを忘れてしまったことに、ショックを受ける。そこに、キラキランドに出掛けていた田中が戻ってくる。ピカリーネから話を聞いた田中によると、プリルンとメロロンは伝説のハートキラリロックを使って願いをかなえたが、そのためにお互いの一番大切なものを封印していた。プリルンの封印したものはうたとの思い出だったが、メロロンの封印したものについては詳しく教えてもらえなかったという。プリルンとメロロンに会いに田中の家に訪れたうたらは、プリルンがうたと出会ってからの思い出を忘れていることに気付く。そこでうたは、プリルンの記憶を取り戻すため、ピクニックに行こうと提案する。
クラヤミンダーをキラキラにした後、キュアアイドルは去って行くキュアズキューンとキュアキッスを追い掛ける。程なく、街に“エンタメブンブン”という雑誌の貴島つむぐと名乗る記者がやってくる。彼女はキュアズキューンとキュアキッスの正体を追っていたことから、うたらは協力を申し出る。捜索の途中につむぐと別れたうたらは、「キュアズキューンとキュアキッスも自分たちと同様に誰かが変身しているのでは？」という可能性を考える。うたは、“キュアズキューンに変身しそうな人”を試しに描くが、個性的すぎる絵にそっくりな人は見当たらない。そんな中、偶然その絵にそっくりな人物が通りかかり、驚くうたらは尾行する。
突如、謎の二人組・キュアズキューンとキュアキッスが現れる。テレビや学校はキュアズキューンとキュアキッスの話題で持ち切りで、うたもずっとキュアズキューンのことが頭から離れず、授業が手につかない。昼休みになり、心配したなながこころのところに連れて行くと、こころはひと目でうたがキュアズキューンのファンになったことを見抜き、「推し活の世界へようこそ」と、うたとななをアイドルプリキュア研究会に入会させる。放課後、うたはやる気いっぱいでキュアズキューンの布教活動や喫茶グリッターの手伝いに励む。そんな中、ザックリーが現れ、クラヤミンダーを出現させる。
カッティンダーと戦うアイドルプリキュアたちの力になれずに悔しさを感じたプリルンは、メロロンを連れてキラキランドへと戻る。二人を迎えたピカリーネは、キラルンリボンはビッグキラキラリボンのかけらで集めればビッグキラキラリボンは復活し、チョッキリ団も消え去ることを告げる。さらにメロロンが持っている伝説のハートキラリロックは、二人の願いをかなえられる伝説のアイテムだと明かす。一方、はなみちタウンフェスの当日を迎えたうたらは、プリルンが残したメッセージ動画を見てプリルンらがキラキランドに戻っていることを知る。アイドルプリキュアたちは、心配しつつもプリルンを信じてステージに立つ。
プリルンは、再びアップしたアイドルプリキュアの動画が話題になったことで、ピカリーネに怒られてしまう。だが、視聴者からは大好評でアイドルプリキュアに「はなみちタウンフェスのゲストとしてライブ出演してほしい」という依頼が舞舞い込む。はなみちタウンフェスは、はなみちタウンで開催される祭りのことでメインステージにはその年で最も話題になったアーティストが出演することになっていた。何としても成功させたいと意気込むプリルンを加えたメンバーは、田中に特訓メニューを作ってもらって練習に励む。そんな中、アイドルプリキュアのキラキラオーラに引き寄せられたカッティーがやってくる。
メロロンは、うたがプリルンと仲良しなことにやきもちを焼き、プリルンをメロメロにしようとデートに誘う。喫茶グリッターでカフェデートをするが、うたがクリームソーダを運んできたり、ななとこころがのぞいていたりと、なかなか二人きりになれずにすねてしまう。そこでうたたちは、なぜメロロンがここまでプリルンのそばにいたがるのかピカリーネにたずねると、メロロンはキラキランドにいた頃から、一人で本を読むのが好きで、そんな一人ぼっちのメロロンの心を温めてくれたのがプリルンだったという。そこで、メロロンと仲良くなりたいうたたちに後押しされ、プリルンはおそろいの衣装でデートに行こうとメロロンを誘う。
母の日の朝、こころが目を覚ますと、こころの母は休日出勤で出掛けるところだった。母を送り出し、商店街の生花店でカーネーションを買うが、メッセージカードに何を書こうかと考え込んでしまう。休憩中の喫茶グリッターを訪れ、うたたちに「伝えたいことが多すぎてまとまらない」と相談すると、ななから「お母さんとの思い出で、いちばん心キュンキュンしたことを思い出してみたら？」と言われる。そこで街を歩きながら、保育園に通っていた頃、母が迎えに来てくれたことを思い出し、今日は自分が迎えに行くことを思いつく。夕方、駅前で母の姿を見つけたこころだったが、そこにザックリーが現れ、母をマックランダーに変えてしまう。
ある日の朝、登校したうたは、クラスメートでバレー部の新橋わかばを見かけて声をかける。しかしわかばは、バレー部のエースでもあり、校内でモテると有名な翔太先輩を見つめていて、うたには気づかない。うたたちはその日のホームルームで、近く開催されるクラス対抗の球技大会への出場種目を決める。うたとななは、女子バレーに出場することになり、わかばも女子バレーのチームに入る。翌日の放課後、うたたちが大会に向けて練習している途中、わかばは翔太先輩に恋をしていること、そして先輩がもうすぐ転校するらしいことを明かし、球技大会に優勝したら告白すると宣言する。
喫茶グリッターの開店前、うたがきゅーちゃんにご飯をあげていると、田中が駆け込んでくる。田中はプリルンが乗ってきた桃のような乗り物を抱えており、それは誰かが新たにキラキランドからやってきたことを意味していた。プリルンは、キラキランドからやってきたのは“メロロン”ではないかという。メロロンを探すうたとプリルンだったが、街中をまわっても見つからない。一方、プリルンを探し回っていたものの見つけられず、くたびれてしまったメロロンは、公園でカラスに連れ去られてしまう。
ある日の昼休み、うたたちは校内放送でアイドルプリキュアの曲がかかるのを耳にする。放送部の新野みおが、こころの応募したリクエストメールを読んでくれたのだった。うたが校内放送でメールを読んでもらえることに対しうらやむ中、次回の放送のメールテーマが「あなたの夢ってなんですか？」であることを聞いて、うたたちはそれぞれの夢について考える。ななはピアニスト、こころはダンサーと今の気持ちを答えるが、うたはすぐに浮かばない。「喫茶グリッターは？」とななに言われて一度は納得するうただったが、母の音から「本当に好きなことが見つかったらそれを大切にしてね」と言われ、また夢について悩んでしまう。
学校の帰り道、ななは突然不思議な行動を始める。白線の上を歩いたり、ラップを始めたりするななの行動を見て、うたが“ななちゃんの七不思議”と名付ける。翌日になってもこころとおそろいのようなツインテール姿で喫茶グリッターにやってきたり、英語交じりの言葉でうたに数学の勉強を教えたりと、ななの不思議ぶりは続く。“七不思議”の内容が気になるうたとこころは、プリルンと一緒にグリッターから帰るななをこっそりと追いかける。繁華街を抜け、海へとやってきたななは砂浜に何やら描き始めるが、そこにマックランダーが現れる。
ある日の昼休み、うたとななの元にこころがやってくる。こころが「アイドルプリキュアについてもっと知るために二人を研究させてほしい」とお願いしてきたのをきっかけに、うたの家でお泊り会を開くことに。喫茶グリッターに集まり、夜になると、うたとななは変身する。プリルンと一緒にキュアアイドルとキュアウインクの写真を撮りまくるこころだったが、その目的は二人の手作りマスコットに着せる衣装の参考にするためだった。キュアキュンキュンのマスコットがまだできていないことを知ったキュアアイドルは「一緒に作ろう」と提案し、こころも変身して3人で写真を撮り始める。
一度はアイドルハートブローチを受け取ったこころだったが、キュアアイドルとキュアウインクがマックランダーと戦う姿に驚き、自分には無理だと去っていく。うたとなな、プリルンは心配するが、田中は「こころの輝きを信じてみては」と3人の背中を押す。一方、家に帰ってきたこころは、部屋に飾っていたキュアアイドルたちのグッズをしまい込んでしまう。翌日の放課後、うたたちはこころの家を訪ねる。こころはまだ帰ってきておらず、キュアアイドルたちのことを忘れようとダンスの練習に打ち込んでいた。しかしこころの祖母から練習場所を聞きやってきたうたたちを見て、「忘れられない」と正直な気持ちを口にする。
プリキュアの話題で盛り上がるクラスメートと登校していたうたとななは、その途中、キュアアイドルの曲を聞きながらダンスの手振りをしていた紫雨こころを見掛け、声を掛ける。中学1年生のこころは“キュアアイドル＆キュアウインク研究会”の会長で、うたのクラスメートのみこととも知り合いだった。昼休みになり、研究会のことが気になっていたプリルンは、こっそりうたのそばから離れ、研究会室へと向かう。会員とプリキュアのステージ映像を見ながら盛り上がるこころの姿を見て、仲良くなりたいと思ったプリルンは放課後、こころのあとを追い掛ける。
