NHKスペシャル 臨界世界 -ON THE EDGE-の放送内容
中国から戦時下のロシアへ、片道1万キロの道のりを走るトラックドライバーたちを追う。ウクライナ侵攻後、ロシアと経済的結びつきを強める中国では、稼ぎを求めてモスクワを目指すドライバーが急増している。ロシア側の検問や仲間との衝突、雑草を食べて空腹をしのぐ過酷な道中。過酷な旅の裏にある家族との誓いを見つめる。

ロシアが支配するウクライナ占領地の内部映像から、知られざる“ロシア化”の実態に迫る。占領地はウクライナ領土の約2割にあたり、およそ600万人のウクライナ人が暮らしている。そこでは言語、通貨、国籍をロシアに置き換える動きが加速し、ロシア化を受け入れる人や、命がけの抵抗を示す人など、さまざまな思惑が渦巻いている。そんなロシア統治下での実態を見つめる。
ビザを必要としない南米から命懸けで国境を越えアメリカへと向かう亡命中国人に密着する。“走線者”と呼ばれる亡命中国人は、エクアドルから数千kmに及ぶ命懸けの“逃避行”に身を投じ、その数は6万を超えるという。中国共産党に批判的だと見なされ、身の危険を感じた末の決断だと明かす彼ら“走線者”たちに立ちはだかる大国の壁と、その運命を見つめる。
ロシアによる軍事侵攻が始まって3年。ウクライナで急増する女性兵士に迫る。ウクライナでは普通の市民だった女性たちが志願して兵士となり、過酷な戦闘に加わっている。戦闘機のパイロットや歩兵など前線で戦う女性も多く、英雄とされ、愛国心の象徴となる女性兵士もいる。そんな中、人知れず喪失感と絶望感に襲われている女性兵士たちの本音に迫る。
“臨界世界”シリーズの第2回として、「難民輸送ビジネス」の実態に迫る。決死の覚悟で国境を越える難民たちを手引きし法外な報酬を得る闇の業者“運び屋”。欧米各国が国境を閉ざす中、禁断のロシアルートが注目されている。専門家は難民を欧州に送り込むことで政情不安をあおっていると指摘するなど、人道主義が揺らぐ世界を見つめる。























