ぐらんぶる Season2のあらすじ一覧
【最終回】泥酔して海に倒れ込み、びしょ濡れになった千紗がテントで着替えていると、間違って入ってきた伊織に裸を見られてしまう。そのせいで伊織は崖の下でのプチサバイバルを強いられるが、無事助け出されて無人島キャンプも終了する。だが、それから千紗の様子がおかしい。明らかに伊織を避けているが、怒っているでもない。なんとかダイビングを口実に千紗を誘い出してみるが兄妹のようだった2人の関係が、男と女として意識するようになる。
愛菜が伊織へ送ったデートの誘いを、伊織はあっさり受け入れる。愛菜は友人たちにもアドバイスをもらいながら、映画、ショッピングや食事など伊織とのデートを楽しむ。だが、そんな積極さの裏には彼女なりの秘められた思いがあった。実は、愛菜は家庭の事情で実家に帰ることが決まっていた。そんな事情を梓から聞かされた伊織は、愛菜がなんとか伊豆に残れるように耕平に協力を求め、案を出し合う。
貯金をするためファミレスでバイトを始めた伊織の先輩となったのは、青女祭でもめた毒島桜子だった。桜子は伊織を威圧しながら、バイト研修を始める。だが、PaBでの生活で常識が吹き飛んでいる伊織は、客へのあいさつの時点で上半身裸になり、お冷やを出すときは火をつけてアルコールが入っていないことを証明しようとしてしまう。そんな中、伊織の前にキッチン担当の美少年・乙矢尚海が現れる。
“シャルピー衝撃試験”は、振り子式のハンマーを所定の角度から自由落下させ、設置した試験片を破壊した後の振り上がりの角度を記録する実験のこと。使用する試験片の耐衝撃性や靭性を評価するための試験であり、決してハンマーが股間に当たるかどうかを試すものではない。しかし、右代官准教授は成功しなければ単位を与えないと言う。単位を懸けた股間痛打チャレンジに、伊織らが立ち向かう。
伊織らは掛け声を上げながら女子大の塀を跳び越え、再び青女祭への潜入を試みる。せっかくチケットをゲットしたのに、このまま帰るわけにはいかない。強行突破を画策するも、警備員に追い出されてしまった彼らは、梓の手助けでライブの設営の手伝いとして再度女子大へ潜り込むことに成功する。同じく設営をしていた女子3人組を誘って、設営後の飲み会の約束を取り付ける。伊織らの青春が今、始まろうとしていた。
伊織と耕平は不毛なチケット争奪戦をへて、無事に青海女子学園祭に入り込むことに成功する。ナンパの方法を調べ上げていたのだが、それは生かされず、愛菜の学科が出店する“ケバっこカフェ”の手伝いをすることに。女装してメイドになっているところを知り合いに見られたくない伊織と耕平の元に、チケットを奪い合った野島たち4人組がやって来る。伊織の正体に気付かず悪口を言う彼らに、伊織は仕返しのフルコースをお見舞いする。
愛菜の提案で、千紗、奈々華、梓の4人が集まり女子会が開かれる。その最中、愛菜が千紗に青海女子大学の学園祭チケットを手渡す。その様子を伊織と耕平が目撃しており、普段は入れない女子大、しかも人気声優もゲスト出演するという。そんな話を聞きつけた野島たちも参戦し、土下座の末にチケットの同行者選抜面接が開催されることに。そして、おのおのが千紗に選ばれようと欲望に塗れた醜いアピール合戦が始まる。
伊織と千紗は、いとこだが血のつながりがない。店長がポロリと漏らしたこの新事実に、愛菜は2人がすでに深い仲になっているのでは、と錯乱してしまう。PaBのメンバーも協力して、伊織を泥酔させて本音を引き出そうと“印象ゲーム”を仕掛ける。お題の印象に一番当てはまると指された者が“水”を飲むという簡単なルールだが、八百長で伊織が必ず“水”を飲む羽目に。一同は千紗に対する本音を聞き出そうと、必死に挑む。
伊織の手紙の内容が全部うそだと知っている妹の栞が、「グランブルー」に押しかけてくる。和装で丁寧な言葉遣いの彼女は、とても中学3年生には見えない落ち着きぶり。だが、兄のことを心配してかいがいしく世話を焼きに来たというのは表の顔。実際は監視カメラで兄の痴態を全て把握し、実家の旅館を継がせるべく連れ戻しにやって来たのだった。そんな中、兄のライセンス講習を見学していた栞も、ダイビングを体験することに。
伊豆のダイビングショップに居候をする伊織の元へ、妹の栞から手紙が届く。伊織はこれまでの大学生活を思い出しながら心配する栞に返事を書こうとするが、まともに報告できることがない。ダイビングサークル「Peek a Boo」は屈強な先輩たちと酒を飲み交わし、全裸で騒ぐとんでもないところだった。そこで過ごしていたら、もちろん学業はボロボロ。そんな伊織の生活を、栞は隠しカメラでしっかりと監視していた。



















