片田舎のおっさん、剣聖になるIIのあらすじ
ディルマハカの宿舎に滞在しているベリルのもとを、アリューシアとガトガが訪ねてくる。ガトガは街の案内をしつつ、ベリルと二人きりになる頃合いを見計らい、ロゼのその後について語る。同じ頃バルトレーンでは、ミュイがクルニとフィッセルによる特訓を受けていた。一方、ルーシーとイブロイはサラキア王女とグレン王子の婚姻を巡る情勢について密談を行う。そして年が明け婚姻の儀、当日。会場の大聖堂に阿鼻叫喚が響き渡る。
首都での日々に戻ったベリルだったが、ヴェスパーが深傷を負ったことの責任を感じ、気持ちは晴れないでいた。そんなベリルを、スレナが励ます。そんな中、いよいよサラキア王女の輿入れが本番を迎え、ベリルも護衛団に組み込まれることに。ヴェルデアピス傭兵団の襲撃を常に想定する旅路だった。ベリルは、シュステとの再会を経てスフェンドヤードバニアの教都、ディルマハカに到着する。そんなベリルを見つめる者がいた。
元弟子ウォーレンの妹シュステが、猛然とベリルへの接近を図る。だが、それには確たる理由があった。一方、ウォーレンはアリューシアがシュステの攻勢に気を揉んでいると見て、自身の意図と妹の思惑を語りながらアリューシアの背中も押す。それぞれの思惑が渦巻く中、かくして夜会が開かれる。そこでベリルが見せた振る舞いに、シュステの心が動かされる。無事に務めを果たし首都へと帰る道中、ベリルたちは予想だにしない事態に遭遇する。
フルームヴェルク辺境伯領。隣国スフェンドヤードバニアとの国境に面したこの領地で開かれる夜会に、アリューシアとベリルが招待される。近々行われるサラキア王女の輿入れに備え、移動経路を確認する意味合いも含まれているのだという。そんな中、ベリルは長旅の途中で若き騎士団員の相談に乗り、励ます。そして、かの地に到着したベリルを待っていたのは、意外な人物との再会だった。



































