永久のユウグレのあらすじ
アキラとユウグレが約7年の眠りから目覚め、2人のことを見守っていたアモルは安堵の涙を流す。3人の時間が再び動き出し、アモルは再会を喜ぶ。だが、自分だけが大人になり、眠っている間にアキラとユウグレの関係性が変化したことに戸惑いを隠せないでいた。2人のようになりたいと願うアモルの心に、ある人物が静かにささやきかける。やがてアキラたちが自身の過去と向き合う中、アモルもまた1つの決断を下す。
自身が姫神アキラ本人ではなく、彼を模して作られたアンドロイドだと知り、アキラは絶望する。ショックの大きさから周囲に心を閉ざしたアキラは、スリープしてしまう。ユウグレは、そんな彼の深層世界に入り語りかける。オリジナルの姫神アキラと王真樹トワサに何があったのか。世界はなぜ滅びかけたのか。トワサの身に起きたことや彼女が研究していた“LC計画”について打ち明けることに。西暦2038年から始まった物語の全容が明らかになる。
アキラは、ユウグレがトワサの居場所を知っているとヨイヤミから聞いて動揺する。ユウグレに事の真相を尋ねるアキラだったが、彼女の考えを尊重し、深く追求することは避けると宣言。それと同時にアキラはユウグレに対し、今までとは違う気持ちを抱いていることを自覚する。一方、ヨイヤミはユウグレへの怒りを募らせていく。列車がオーミヤに到着すると決着をつけるべく、ヨイヤミとユウグレは戦闘を開始する。
炎に包まれた図書館から脱出するアキラとアモルは、ヨクラータと合流。アキラらは、図書館から持ち出した禁書“とくべつな血”を読むことにする。その内容は、とても子供向けの絵本とは思えないものだった。アキラは、絵本からユウグレやトワサとのつながりを強く意識する。翌日、3人は、ユウグレと合流できないままだったが、寝台特急列車でトーキョーへ向けて出発する。特急列車内でヴァーレとキャスタという夫婦と、ルーヴとキャエロという双子の子供の4人家族と出会い仲良くなる。




























