永久のユウグレのあらすじ一覧
自身が姫神アキラ本人ではなく、彼を模して作られたアンドロイドだと知り、アキラは絶望する。ショックの大きさから周囲に心を閉ざしたアキラは、スリープしてしまう。ユウグレは、そんな彼の深層世界に入り語りかける。オリジナルの姫神アキラと王真樹トワサに何があったのか。世界はなぜ滅びかけたのか。トワサの身に起きたことや彼女が研究していた“LC計画”について打ち明けることに。西暦2038年から始まった物語の全容が明らかになる。
アキラは、ユウグレがトワサの居場所を知っているとヨイヤミから聞いて動揺する。ユウグレに事の真相を尋ねるアキラだったが、彼女の考えを尊重し、深く追求することは避けると宣言。それと同時にアキラはユウグレに対し、今までとは違う気持ちを抱いていることを自覚する。一方、ヨイヤミはユウグレへの怒りを募らせていく。列車がオーミヤに到着すると決着をつけるべく、ヨイヤミとユウグレは戦闘を開始する。
炎に包まれた図書館から脱出するアキラとアモルは、ヨクラータと合流。アキラらは、図書館から持ち出した禁書“とくべつな血”を読むことにする。その内容は、とても子供向けの絵本とは思えないものだった。アキラは、絵本からユウグレやトワサとのつながりを強く意識する。翌日、3人は、ユウグレと合流できないままだったが、寝台特急列車でトーキョーへ向けて出発する。特急列車内でヴァーレとキャスタという夫婦と、ルーヴとキャエロという双子の子供の4人家族と出会い仲良くなる。
アキラらは、学術都市・センダイでトワサとAI戦争について記された禁書を探すことに。しかし、センダイに着いて早々、ユウグレの姉妹機にして彼女を追跡するヨイヤミとハクボが網を張っているところを目撃する。ユウグレは、アキラらに迷惑をかけないため、1人ヨイヤミとハクボを陽動する役を買ってでる。一方、残されたアキラとアモルは2人で禁書を探すことに。古書闇市を訪れ、「禁書はすべて図書館の閉架室にある」という情報をつかんだ2人は、ユウグレ不在のまま、警備のいる深夜の図書館へ危険な潜入を試みることにする。
アキラは、ユウグレをかばって狙撃されて重傷を負う。ユウグレは、怒りにマフィアを殲滅しようとする。一方、カルクラムとフィーデスは父でありファミリーのボスである冷酷なウルスと対峙する。跡継ぎ争いによって引き裂かれた姉弟がある答えを出す。1週間後、目を覚ましたアキラは湯治にと温泉郷を薦められ、ニュートー温泉郷に立ち寄る。温泉郷で、旧時代の歴史、さらにトワサのことまで知る元OWEL職員・ヨクラータと出会う。
アキラはテロリストに銃で撃たれ、意識を失う。アキラが目を覚ました時には約200年が経過し、目の前には信じられない光景が広がっていた。戦争によって荒廃した街。国はもはやなく、“OWEL”と呼ばれる統一機構によって人々が管理される世界になっていた。結婚とはまた違う新しい“エルシー”と呼ばれる制度。そんな中、かつて生きていた世界から何もかもが変わってしまった未来に放り出されたアキラは愕然とする。時を同じくして、アキラの行動を監視する者が現れる。
幼い頃に両親を亡くした高校生の姫神アキラは、父親の親友に引き取られる。彼の頭の中は、恋心を寄せる同居人・王真樹トワサのことでいっぱいだった。長年の共同生活によって、家族同然の存在となったトワサとの関係をどうしたら進展させられるのか日々、思い悩む。一方、トワサもアキラのことを異性として意識しているが、同じく家族になると誓った事で踏み出せずにいた。そんな中、アキラはトワサに訪れた危機をきっかけに、もっとアプローチすることに決める。一方、トワサもアキラとの同居10周年をきっかけに、一歩を踏み出す決心をする。





















