忍者と極道のあらすじ一覧
【最終回】忍者(しのは)とガムテの第2ラウンドがスタートし、友の技を学んだ忍者(しのは)がガムテを追い詰める。だが、その技に極道(きわみ)の姿を重ねたガムテは、「死んでも殺したい」という怨念に突き動かされ、禁断の“ヘルズ・クーポン”の“倍がけ”をきめる。「全てを賭けたマジのマジだ!!」と言い放ち、瞳には“グラスチルドレン”の幻覚を映し、自らの命を燃やしてガムテが忍者(しのは)に迫る。
忍者(しのは)と極道(きわみ)は素性を隠しながらも、互いを信じてバロンドールと対峙する。「てめーら…ホイッスルの時間だぜ！」と叫んで息を合わせた2人は、極道技巧“ビバ・ラ・ファンタジスタ”を見切り、極道(きわみ)の半端ない一撃で“トモダチ”を破壊する。激昂したバロンドールを前に、極道(きわみ)は忍者(しのは)を逃そうとする。忍者(しのは)は自らバロンドールに立ち向かっていき、友達の胆力に極道の疑念が膨らんでいく。
忍者(しのは)は、内閣総理大臣賞の授賞式に臨む。極道(きわみ)もその栄誉を祝福するのだが、祝祭の場が地獄と化す。“割れた子供達(グラス・チルドレン)”が突如乱入し、ガムテが“死亡遊戯(ゲーム)”の開幕を宣言する。忍者(しのは)らは“割れた子供達”の“狩り”を避けながら、総理官邸に仕掛けられた爆弾を探す。忍者(しのは)と極道(きわみ)の運命の歯車が回り出す。
忍者(しのは)は殺島の“ピストルディスコ”に踊らされ、頭蓋骨を突かれてしまう。だが、忍者(しのは)はギリギリのところで生きていた。彼を救ったのは、イチかバチかの懸け。「忍者、てめーマジバケモノだなァァ!!」と吠える殺島は、忍者の強さに興奮するも、忍者(しのは)に自身の抱える挫折と逃避を見透かされ、いら立ちを募らせていく。そんな中、追い詰められる殺島は最愛の娘を思い出す。
忍者の抹殺をたばかる極道の集会が開かれる。そこへやって来たのは“帝都八忍”が一人・璃刃壊左。その暗刃が極道たちの首をはね、料亭は真っ赤に染まっていく。しかし、極道(きわみ)は一切動じない。「待望っていたぞ忍者!!目視えるぞ忍者!!」と目をらんらんと輝かせる極道(きわみ)に、極道たちは沸き立つ。極道(きわみ)と壊左による2人の強者が忍者(しのは)を思い、殺し合う。
