真夜中ハートチューンのあらすじ一覧
放送部員たちは、朝放送のために部室へと集まっていた。和気あいあいとした雰囲気の中、寧々の様子だけがいつもと違う。有栖がどうしたのかと尋ねるも教えてはくれず、「うるさい!」と部室を飛び出してしまう。心配する有栖は、寧々が助っ人として入部している演劇部での活動があまりうまくいっていないことをしのぶらから聞く。早速、寧々のために動きだした有栖は演劇部を訪れる。するとそこには、ひたすらダメ出しを受けている寧々の姿を目にする。役の感情を思うように表現できず、悔しさを募らせる彼女に、有栖がある行動をとる。
毎週行っている六花の校内ライブは、着実に観客を増やしていた。そんな中、有栖は一人剣呑な眼差しでステージを見ている女子を見つける。気になって声をかけると、「昔はこんなんじゃなかったのに」と不満げな言葉を残し立ち去ってしまう。一方、六花も古い友人がステージを観にきていることに気付いていた。まだ許してくれていないだろうと思いつつ、彼女に再び認めてもらうために、オリジナル曲の制作に挑む。だが、制作は難航し、やはり今の自分には無理なのではと諦めかけたその時、有栖がメロンソーダを片手に現れる。
無事に告白代行企画を成功させた放送部は、その晩、檸檬の自宅に集まる。“体育祭大成功★ハイパー打ち上げ”と称し、一同は六花の音頭で乾杯する。各々めかしこみ気合いを入れてきたのだが、有栖は体育祭の疲労からすぐに寝落ちしてしまう。一同は眠ってしまった有栖を放っておき、それぞれお薦めの食べ物を買ってくることに。最初に部屋に戻ってきた霧乃イコは、依然ベッドで眠っている有栖に声を掛ける。告白代行の時、しのぶと抱き合っていたのはなぜなのか。もしかして、2人は付き合っているのかと尋ねる。
放送部の一人で生徒会副会長でもある雨月しのぶの元には、いつもさまざまな相談が舞い込んでくる。気丈な振る舞いで信頼も厚いしのぶだが、頼られると断れない性格の持ち主で、そのため副会長として人より多くの仕事を請け負ってしまうことも少なくなかった。共学後初の体育祭が近づいている最中、しのぶは夜までかかるほどの仕事を抱えてしまう。一方、放送部でも体育祭の準備に取り掛かっていた。負担が多くないかと心配する放送部の面々だが、しのぶは大丈夫だと笑顔を見せる。そんな彼女を、有栖はひと気のないところへと連れ出す。
ある日、部室で着替えをしていた放送部の面々は、不用意にも鍵をかけ忘れてしまう。案の定、やってきた有栖に下着姿を見られ女子の悲鳴が飛び交うと思われたのだが、「キサマらアホかっっ!!!」という有栖の叱責が代わりに部室に響く。放課後、部員の一人である日芽川寧々は、一足先に帰った有栖を尾行しようとみんなに提案する。寧々は、裸を見られた腹いせに恥ずかしいところを押さえてやると息巻く。有栖が街なかのカフェに入って行くのを見かけ、急いで追いかける。すると、なぜか店内にはウエーター姿の有栖を目にする。
放送部全員をプロへ導くと誓った有栖は、それぞれの夢に合わせた目標と練習プログラムを作る。歌手を目指す井ノ華六花に与えた目標は、路上ライブでCD50枚を手売りすること。だが、生来緊張したことのない有栖は六花が抱える“人前で歌うことへの不安”を理解できず、結果課した目標を突き返されてしまう。悩んだ有栖は、後日彼女の実力を見定めるため、毎週行われている校内ライブを観にいくことに。多くのファンが集うステージで、緊張しながらも歌い出す六花の歌声を聞いた有栖は、昔ラジオで聞いたアポロの声と重なる。
財閥の御曹司である山吹有栖は、“完璧を約束された男”を自負する。しかし、彼の望む完璧にはまだ“あと1%”が足りていなかった。その1%を満たすため、楓林高校に通いながら変わった“人捜し”を行っていた。有栖が捜しているのは、かつて毎晩のように聞いていたラジオ“真夜中ハートチューン”の配信者“アポロ”。その唯一の手掛かりである“声”を頼りに、生徒の中からアポロを見つけ出そうとする。そんな中、有栖は校内のスピーカーから聞き覚えのある声を耳にする。導かれるように放送室へと駆け込むと、4人の美少女を目にする。

























