MFゴースト 3rd Seasonのあらすじ一覧
86とケイマンはスタート直後のハイドロトラップで、沢渡のミスに巻き込まれる。中団に復帰するが、アルピーヌは最下位に。予期せぬトップ走行の瀬名を襲う群馬プライドの重圧。スーパーカーの軍団がジャンピングスポットを翔ぶ。そんな中、ベッケンバウアーからの共闘の意図を察したカナタは最強トレインを組み、ランボルギーニに襲いかかる。続く望のアルファも呼応し、NSXを射程に捉える。
予選最終日。群馬プライドを掲げ激走する瀬名に、点灯する注目フラグ。それは公道最速理論を継承する証だった。そしてベッケンバウアーのアタック。沢渡のタイムを追従する正確無比な絶対王者のスプリント。だが、そこに仕掛けられていた巧妙なトラップにハマり、僅差でPPを逃す。一方、カナタと恋は互いに秘めた思いを伝えられずにいた。そして決勝当日。瀬名はカナタとの勝負に闘志をみなぎる。
相葉との確執が解け、予選に挑むカナタは早々に注目フラグを点灯させ、沢渡と僅差の競り合いを続ける。全く同タイムでセクター3へ入るが、何故か徐々に遅れ、結果コンマ32差の暫定2位で終える。翌日、緒方はベールを脱いだエマの激走に驚く。エマの実力を知るカナタは、藤原拓海の継承を見る。暫定3位を維持するその快走には秘めた決意があった。
第4戦・シーサイドダブルレーン仕様の86をテスト走行したカナタは、空力を含め全く別物に進化した事を実感し、意欲が高まる。だが、同様にライバルたちも戦力を強化し、エマもヴァンテージでの準備に余念がない。そして始まった予選、先陣を切った沢渡のA110改がいきなりコースレコードをたたき出す。それ以降、誰もそのタイムを破れずに日程は終盤を迎える。一方、恋はカナタが今期限りで日本を去ることを耳にする。
恋は、カナタを気分転換させるため海に誘う。だが、居合わせた相葉が水着の恋を見てセブンだと気付いてしまう。カナタは殴られた上に絶縁を宣言され、心が錯綜する。そんな中、彼をダーリンと呼ぶRDRSの同期生、エマ・グリーンが現れる。カナタは、アストンマーティンでMFGに参戦するエマを速くて危険だと評する。数日後、恋とのデートの日に江ノ島へ押しかけたエマは、英国でのキャリアを投げ出したことをカナタに責める。
新潟から戻ったカナタを待っていたのは、捜していた父・健の突然の訃報だった。事情を知る叔母の楓は、末期癌だった健がカナタの存在を知りながら、父の資格はないと頑なに連絡を拒んだと打ち明ける。だが、レースは病床で応援していたという。亡くなったのは第3戦当日の13時09分。それはカナタの肘の痛みが消えた時だった。父が助けてくれたのだと慟哭するカナタは父と心が通じた証だと、天国の母に報告する。
次戦に備え、緒方と奥山は86の強化策を練る。一方、カナタと恋は恋の祖母が暮らす新潟を訪れることに。ブナの幹を流れる水の音を聞いたり、祖母の軽トラの荷台に乗って走ったり、楽しい時間を過ごす。カナタは墓の掃除を手伝い、お盆の意味を知って亡き母を偲ぶ。そんなカナタに、恋の祖母はその魂はいつも側に居て困った時は助けてくれると告げ寄り添う。カナタは、孫同様に自分を受け入れてくれる優しさに涙ぐむ。
ケイマンとの激闘。しかし、タイヤが消耗した86は再び先行を許す。そしてアルピーヌも交えた戦いはベッケンバウアーの勝利で幕を閉じた。初の2位表彰台に上がったカナタは、祝福のキスをするセブンが恋だと知って衝撃を受ける。そしてカナタは相葉のセブンへの執心もあり、その複雑な困惑を緒方に打ち明ける。だが、逆に恋への恋愛感情を問われ、赤面し答えに窮する。それは彼だけが自覚していない、恋への思慕の証だった。
いつもとは違う荒々しい攻めでGT3を抜き、4位へ浮上した86。迎えたファイナルラップ、カナタは視界に捉えたトップ3へ狙いを定める。そして得意の半島区間、フェラーリに追いついたと思った瞬間、一気に仕掛けて抜き去る。レースは残り半周、ついに先頭の2台を捉えた86は、前を行くケイマンのイン側に躊躇なく飛び込む。拓海譲りの側溝走りで前に出るが、それはベッケンバウアーとの熾烈な戦いの発火点だった。
復活したカナタはNSXを、BMWを抜き返し次々と順位を上げて行く。その奮闘に感銘を受けた恋は、エンジェルスであることを告白しようと決める。4周目に入り、相葉がヤジキタを抜き、赤羽が先頭のベッケンバウアーと沢渡に迫る。そしてランボルギーニを抜いた86は、GT3を抜きあぐねていたスープラに追いつくと、鋭い攻めの走りで抜き去った。驚がくと屈辱の瀬名だが、カナタの速さを見極めようと86に刮目する。
大きく順位を落としながらも粘り強く走り続けるカナタの姿は、師匠・藤原拓海を彷彿とさせる。だが、この追い詰められた逆境は、皮肉にもカナタのレーシングドライバーとしての本能を呼び覚ます。そして背後に迫ったアウディが86を抜こうとした瞬間、とっさに2速を使ったカナタは肘の痛みが消えた事に気づく。名状し難い事態に戸惑いつつも、本来の速さを取り戻したカナタは捲土重来のリベンジを宣言する。


























