NNNドキュメント’26の放送内容
今年、世界遺産登録から30年を迎える原爆ドーム。被爆直後は「忌まわしい記憶を呼び起こす」として解体を望む声も上がったが、永久保存のきっかけとなったのは、白血病で亡くなった16歳の少女の日記と保存を求める子供たちを支えた言葉だった。“負の遺産”に思いを託して生きる人々の記録を伝える。
長野・松本市の銭湯「塩井乃湯」は、かつては多くのお年寄りが集まり、人や社会とつながる場所だった。しかし、老いや病で一人、また一人と通えなくなり、風景は変わっていった。そして現在、コロナ禍後、常連客以外にも多くの外国人客が訪れ、新たな交流が生まれ始めている。令和に生きる人々の居場所を見つめる。
瀬戸内海に浮かぶハンセン病療養所だけの島を取材。「らい予防法」の廃止から30年がたち、17年間にわたって取材した元患者たちの願いに耳を傾ける。子供を持つことを許されず、断種や堕胎を強いられた人や、孤独を抱えながら亡くなった人々が、世間への恨みではなく「生きることの尊さ」を伝える。
児童に命の大切さを教え、心を育む“はず”の学校で飼育される動物が、働き方改革などで姿を消しつつある。動物虐待に近い状況でウサギを放置する学校もあれば、保護猫を通して新たな学びを得る学校も。彼らはただの“備品”か、それとも共に成長する“先生”なのか。学校の苦悩と子どもたちのまなざしを追う。























