NNNドキュメント’26の放送内容
心の悩みから学校に行けなくなった子どもたちが集まる福井・坂井市の「坂井子どもの里」を運営する元教師の男性に密着。社会の陰で苦しみ、同施設に通ってくる子どもたち80人を支援する彼は、子どもたちの苦しみに耳を傾け続けている。その姿から「誰ひとり取り残さない社会」にするための取り組みを追う。
1869年の「北海道」改名以来、同化政策で文化を奪われ遺骨も盗掘されたアイヌ。現在、差別を固定した「旧土人保護法」を賛美する展示が公然と行われる不条理が続いており、「同じ人間として考えて」とあらがう人々が声を上げている。差別が繰り返される要因について、アイヌの主張と実態を通して問題の根源を探る。
20万人以上が犠牲となった沖縄戦での遺骨収集を続ける夫婦は、預かった300通を超える手紙を遺族へ返還している。遺骨が戻らぬ中、故人の生きた証しを手にした遺族は沖縄の地で初めて祈りをささげる。高校生も加わり、悲惨な記憶を次世代へつなごうとしている二人の活動に密着し、終わりのない戦後を追う。
広島と長崎で被爆した「二重被爆者」である青森に住む女性は、差別に傷つき長い間口を閉ざしてきたが、弟が書き残した被爆体験記で二重被爆を認定されてから少しずつ体験を語り始めた。彼女に密着し、世界で続く戦争に「一番の犠牲者は子ども」と語る思い、生まれ故郷・長崎への最後の里帰りで思うことに迫る。

























